表生徒会長は、キヨシたちを分断してしまった。
これでは、脱獄計画を進めることができない。
敵ををこっちの見方にしたりするのがうまい。
相手の心を折るのもうまい。
相撲の投げを知っっている千代より強い。
相手の秘密をうまく利用するのがうまい。
そんな人が生徒会長、もう勝つことはできないのではないのか。
僕は、なんだか、表生徒会長の狡猾さが怖い、根も葉もない噂を学校で流したり、
責任感の強い裏生徒会副会長に自分がカラスのヒナを殺させたと思わせて戦闘不能?にする。
そのために準備までして。
もう恐ろしい。
目障りな物は確実に潰すのか。
「俺様が潰すといった物は、確実に徹底的に潰すぞ。確実にだ。」と言わんばかりだな。
ヴォルデモートみたいだ。
女の子だけど、その可愛い瞳の中にはヴォルデモートがすんでいるんだ。
「俺様と戦うというのか。面白い。」
「この学園で私に勝とうなど、無理だという事を教えてやろう。」
『私に勝とうなど、寝言なのだ――。」
でも、シイタケとピーマンは苦手なお年頃。
だけど怖いお人。
はちみつ号もゴミになってしまった。
キヨシたちは倒すことができるのか。
計画は成功するのか。