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うぉい。麒麟が来る。

この俺を誰だと心得る。俺は朝倉だ。俺は越前の雄だ。将軍の烏帽子役を務めたにも、かかわらず、若造を頼る。その考え。浅はかなり。今見せてやる。十兵衛よ。お前の家もすべて焼き討ち、若造もすべてなで斬りとする。俺は自由が好きだ。自由に過ごすときは邪魔なものを消さねば、消さねばならん。

もう。あの人。攻めてくるんだ。あんまり戦いたくないな。でも、刀をとるってそういうコトだから。くるなら、全力で戦います。

なのはは笑った。

十兵衛は見ているだけだった。ピクニックではないことを理解しているのか。そこに手をかけるとなると戻れない。幕府は政権はまた乱れる。織田派と室町幕府権力グループに分かれる。こうなってしまえばまた国は平らにはならなくなる。まずい。やつめ。朝倉めと思った。あいつは幕府に加わることも計画にかかわることも許されない。いつも、自由やまったりを口にするが何もないではないか。将軍様の烏帽子役を務めたが将軍様は本質を見定められ朝倉を落とした。これは自明だ。歴史が証明したことだ。光秀は将軍のために尽くそうと思った。それこそが平らな道への一歩だと思ったからだ。

なのはは思った。自分の周りにいる人。家族や仲間を守りたいと思った。フェイトやはやてをももりながら自分の力を必要としてくれている人たち。期待をかけてくれている人たちのために力を尽くしたいと思った。魔法を使うものの戦い、刀を使うものの戦いは火花が散っていた。

 ところ変わって、青年は「うぉい。うぉい。」と怒った。また、国が乱れるじゃねえかよ。声真似配信始まれよ。穂の子ちゃんしゃべれよ。楽しもなんだよ。何年戦ってんだよ。早く海辺のほうにでも内裏を開けよ。何年だよ。まったく。もう秋よ。信じられん。うぉい。もう、武のやつらはやめてくれよ。人殺しはぁ。はんざいですぅヨォ。まったく。声真似よ。時代は、エイジは、うん。俺、仕事あるから、早くおわってくれねえかなァァア。あのさぁ、平和一番よ。ヘイワァァ。うぉい。」

この男、だいぶん、ブロークンな日本語であるしかし、難しい言葉も知っているようだ。秋は深まるばかりである。それに伴って力もまた、渦巻いているようである。

同じ渦巻なら、穂の子ちゃんの巻髪がいいな。と思う青年だった。くぁいいいだろうな。似合ってなくてもはまるんでぇ。と笑った。うぉい。なにイワセンダァァと叫んだ。叫ぼうとも声真似の彼女には聞こえない。わかるのは穂の子という3文字だけ。文字だけなら、小学生でもかける。そう思ったとき、文字だけの世界のなんと心無いことよ。と思った。そう思うと武の人たちの言い分も分かった。だけれども。人殺しはぁ。はんざいですぅヨォ。というのは、人の道だと思った。同じ道なら同じ映画を見たり、同じアニメ見たりしたほうがよくないかい。とおもった。そう思うと世の中にうぉいと無駄にいい声で言いたくなった。桃太郎のように悪を切りたくなった。