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曖昧ボーダー 麒麟が来る

曖昧ボーダー 麒麟が来る

だんだんと信長は権力を抑え領土を拡大していきました。信長は足利義昭に依頼され、室町幕府の外部顧問となりました。しかし、これは聞こえはいいですが信長の威光と後ろ盾を得ようとしたのです。しかし、官僚たちは信長に頭をさげますがそれは表向きで成り上がりものに政治はわからないと鼻で笑います。力にこだわるあまり大切なことを忘れていく信長にイライラが募っていく光秀。光秀がイライラしているのはいつものことです。彼は手段と目的が入れ替わっている人が嫌いなのです。将軍のために力をふるうのが武士であり、己の夢のために力を使うことはあってはならないという男です。その反面、細かいことに惑わされ、儀礼にとらわれるあまり大きな夢やビジョンが見られません。

対する信長は夢や目標に忠実で自分の人生をアニメや漫画を見るように楽しみます。大きな戦もアニメの戦闘シーンや漫画のかっこいいシーンのように楽しみます。演技がうまい俳優さんや声優さんのようにシーンと自分の心の持ち方や話す口調なども完璧です。しかし、楽しむあまり時折、子供らしい一面も出してしまう。現実の世界ではあまり好かれる人ではないようです。

まるでなのはちゃんや田村ゆかりさんのようなかわいらしさと少しの冷たさを併せ持つ人間だと思います。

「ねぇ、ねぇ、力を貸してほしいという人には貸してあげようよ。みんなで大きな国を作ればきっとよくなるよ。私はみんなを守りたいの。私はみんなのために私を好きな人のために力を尽くしたいの。私は今、強くなってきてると思うよ。本当にね。」

その時、光秀は思ったこいつではだめだと思った。自分は自分が好きな人のために力を使う?ふざけるな。力というのはそんなことのために使うためのものじゃない。力とは平和のめに、大きな目標のために、笑顔のために、何よりも将軍様のために使う。

けれど、そう思うと自分にイライラした主語が大きい、大それたことをいうのは簡単だ。お前にはビジョンがないといったところで自分にその目標というのがあるのか自分でも疑問だった。そうしているとなのはが「ウン?どうしたの。たまにはニッコリだよ。イイデショ?ねー。にっこりーー。」と笑った。その時、その笑顔を見たとき、光秀は思った。先ほどのなかになのはが力を使いたい「みんな」の中に自分が入っているのか。疑問だった。そう思って聞いてみた。すると、「ナニイッテンノさ。はいってる。光秀もなかまだよ~。」と笑った。その時、光秀はほっとした自分もそのみんなの中に数えられているのだ。と思った。しかし、その事にホッと胸をなでおろしている自分に腹がたった。この笑顔を見ているとホッとする。この声を聴くと心が動き、かわいいと思う。しかし、みんなといることも良い。何年もなのはたちとも、もっというならば帰蝶姫とも何年もやってきた。織田家中もどこの武家よりも統率がとれてとても良い兵だと思った。しかし、これではいけない。いけないと思た。平和のために将軍のために、と力を使いたいというのは簡単だった、しかし、そこより先には何もなかった。あるかもしれないが何もなかった。まだ何も。その時になのはが「ウン。」といった。愛おしいな。これからも私の近くにいてくれ、」と思ったがこいつ。と思った。

そう思うと自然と刀に手がかかった。強く思わず、俳優のように添える演技でホットケーキの付け合わせのバニラアイスのように冷たく手をかけた。

すると、悲しい気持ちになった。同じ冷たいものなら本物のアイスクリームを食べさせてあげたいのに、なぜこんなものに手をかけたのかと思った。どうしたの。ねえ、冷たいもの~。アイス、食べたい。一緒に食べたいな、イイデショ、と笑った。その笑顔はかわいく楽しそうだった。でも、この時期にアイスを食べると急に「寒いやん。」と思った。本当は方言が混じるくらいにフランクに接してもいいのにと思った。

そうとしか思えないがいやだった。何年も信長と帰蝶様と一緒にやってきたのにそうとしか思えない自分が悔しかった。

 

田村ゆかりさんの 曖昧ボーダーを聞きました

ねえ。この距離、冷たいね。ねえ、さっきより甘い予感。という歌詞が心に残りました。

裏声を少し入れて歌っているのが素敵だなと思いました。

今週のお題「急に寒いやん」