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ジャングルブック アフレコ体験 勇気と前進。

ジャングルブックをみました。ジャングルブックは起承転結があり始まりと終わりがはっきりとしていました。主人公の男の子が子供ですが自分の運命に立ち向かい赤い花と呼ばれている火を使う勇者になるまで(ある意味での無頼者になるまでの)の話です。なぜ無頼者かというと大人は自分で考えて行動する事が増えていくからです。大人になると感覚が鈍くなります。しかしその分恐れも減り、逃げる事も減ります。なぜかというと大人は火の花をもっているからです。火の花は温かく美しく尊く恐ろしいものです。しかし、大人はそれを使うことが日常となっているためにそれをしっています。それを知ることによって人は繁栄をするのです。繁栄とは共生です。共生とは競争でもあります。なぜならばすそ野が開けている場所は公正な場所であるからです。公正な場所とは競争ができる場所の事です。一人の者が力をふるい独善的にならず進むことができる道がある場所です。その道とは成長ができる場所です。成長とは鍛錬をすることです。鍛錬をするためには志をもった仲間がいなければなりません。仲間とは同じ教えや約束事を守ることができるものの事です。その教えが社会を作ります。教えというのは小難しい事ではなくてルールや規則の事も考える事が出来るでしょう。人間と動物の違いは火を使えること。人は人の心を温め時には森を燃やします。人はその力を扱うことができます。人は経験から学ぶ事ができます。だから動物のようにかどに闇を恐れたりはしません。それは夜の闇の深さを知っているからです。そしてその闇を照らす火があることをその火には必ず熱があることを知っているからです。人はそうやって大人になるのです。子供はそうやって階段を上り大人になるのです。彼はこれからジャングルの獣とは違う魑魅魍魎の住む文明社会へと進みます。そこが伏魔殿であるか、新しい事が学べる開かれた土地であるかは彼次第です。彼のジャングルでの日々は幻だったのでしょうか。狼に育てられ話す熊と時間を共にし、古代の猿の王と戦い伝説の花を持ち、ジャングルの勇者となる。そんなフィクションのような冒険をした彼は今、アフリカのオフィス街でパソコンをたたき、中国と取引をしているかもしれません。なれない中国語に悪戦苦闘しながらアルファベットを打ち込み仕事に邁進しているかもしれません。彼なら大丈夫でしょう。なぜならかれはジャングルを救った英雄なのですから。仕事終わりに舶来のブランデーを飲みながら、子供にきかせるのです。しかし、子供は呆れます。ブルースリーにでもなったつもりかと親父の話にあきれるのです。その様子を見ながらかつての青年は思い出す事でしょう。あの熊の柔らかな毛並みを自分を育てたセロのような声の狼の事を。そして明日も邁進せんとするのです。それを胸に誓うのです。