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カステラ戦記

カステラ戦記

 

 俺はこの町でカステラを作っている。カステラの甘い匂いにもまれながらカステラを作っている。しかし、なかなか売れない。タピオカも始めた。何も知らない女子供らは、だんだん買う。しかし、そのブームも陰りが出てきた。困ったな。糞。しかし、息子の世話もあるし、世話なんて都市ではないけど、おれは父上として生きなければならない。一国、一条の主として・・・。

一国一条だって・・ふざけんな。戦国武将か。この野郎。俺はこの間、失敗した。しごとにありつけなかったんだ。糞。おれが何したっていうんだ。この野郎。馬鹿野郎。馬鹿は俺だ。あー糞。

私は、アニメが好き。最近は、声真似をやってるわ。みんな、似てないっていうけど、私は好きなの。みんなちやほやしてくれるし、楽しいわよ。けど、あんまりいいマイクじゃないのよね。もっと、高いのが欲しいわね。いいマイクが・・・。

父さんもカステラ屋台を頑張っているわ。ハンも、ステファニーも、父さんも、私もスーパーで働いているんだけど、お金がなくて・・。

 

今日は職業安定所へ行ってきた、いいのがなかった。えり好みしてるわけじゃないけど、なかなか見つからない。あーあ。呪いたいよな、山奥の村では、まだやってんだよな。呪い。あーあ。糞。お、女だ。美津子だ。おーい。お前、なにやってんの。

美津子は言った。あー。ハン君じゃない。お仕事探してるの。私、募集要項をアップしてもらえるように頼みに来たの。あなたは?見つかった。?仕事・・。

いや、俺は、今日もダメだったよ。じぶんは、ダメだ。自分はダメだ。っていってたら、もっとダメになっちゃうよ。言葉には力が宿るから。のろいかもね。心次第だわ

おい、ステ。みたいなこといってんじゃねえよ。漫画かよ。世の中はね、漫画より奇妙なのよ。そうか、じゃあ、俺になんかくれよ。奇妙なんだろ。そうだ。この仕事、興味ない。

先生、子供におしえんの。は。一応、大学出てんでしょ。卒業生じゃない。私たち。ふふ。

どうだけどよ、仕事がねえんだよ。糞。女の子に糞なんて言わないの。なんだ、おんなだって、すんだろう。この野郎。私は女よ。なら、この女じゃないの。そう言って俺に募集要項やらなんやら、くれた。紹介状の発行にも立ち会ってくれた。俺は糞だけど糞じゃねえ。肥しだと思った。今日は特に。

 

その夜。カステラ武将に行った。将軍様に行った。

すると、ジェネラル殿は・・家庭教師だ。自宅学習支援員だ。なんだそりゃ。と、言った。

俺は今の時代のはやりなんだとさ。トップ職業だと、世の中、インドアよ。と。いった。

そうか。俺はカステラだな。カステラはいいぞ。

俺は、履歴書を送り、面接も受けた。俺は職を得られると思っていた。

そんな時でも、ステは漫画を見た。まほーだとさ。俺は、そんなもんに頼らねえ。と思った。

俺はドキドキしたが無事職を得られた。これから、良い人生が送れる。そう思った。人生をダメにするにも肥しにするにも、自分自身だ。俺はそんなことばを思い出していた。

母さんが朝、俺にハンや。がんばってきておくれ。という今日は初日だ。スタートダッシュを決めてやる。と意気込んだ。

 

俺は朝、美津子と現地であった。現地ってアフリカみたいだな。この世界は弱肉強食だ。だから、アフリカだが、俺はすぐそこにいくだけだぜ。と思って笑った。けれども、すぐそこっていうのが残酷だった。金持ちが住んでいた。未来都市、みたいっだった。今にあるから、現代都市、モダン都市かな。俺はそう思った。美津子は凄いしょ。道一本でると、こんなに違うんだよ、世の中広いんだ。家の中で、家族といるより世界の広さがわかっていいでしょ。と笑った。話始める前に、知ってた、と始めた。ふふっと、笑った。俺は特段、聖書を読まないが、悪魔だぜ。こいつは。と思った。俺は東洋に住んでるのになんで横文字の名前なんだ、じょうじやけんなって、なんだよ。俺はもっと、着物を着たかったぜ。もっと、ジャポネスクな名前がよかった。まったく。と思った。けれど、畳の家が少なくなって、俺自身、国際化ってのを感じているから前に進まないといけないと思ってる。できた先生ならその辺を教えるんだろうな。と思った。この世を呪うのではなく、愛せよ。ラブアンドピース。ワンピースって、どん。って、何のお話だよ。まったく

 

俺がそんなことを思っていると、次の場面が始まった。キンコーンとベルが鳴った。中から、きれいな女が出てきた。この家のお母さんなのだそうだ。「おら、先生、トシちゃんの先生ね。トシちゃん。新しい先生よ。」と、言った。すると、その子は先生だ。僕の先生だ。わー。」といって、喜んだ。その子が来ると、美津子はハンくん。あとはよろしくね。お金弾むけど、大変よ。」といって、どこかに行った、天井美津子。名前道理のやつだな。と思った。トシちゃんは落ち着きがなくて、飽きっぽい。田原家の・・・長男ならしい。あどでー。と言って喜んだ。漫画やアニメが好きらしく、あどでー。すきなのでー。」と喜んだ。そうか。そうか。と思ったが、勉強が進まなかった、こいつは多難だと、思った前途洋々にしないと思った。

アニメか。と思った。俺は次の日。ステにいった。おい、ステ。お前、アニメの真似できるだろうと、言った。ステは、できるけど、僕。あの。アニメ全部じゃないよ。ふふふ。と、笑った。僕だと、くるってるぞ。横文字野郎。女の人は私だろう。と、言った。

そしたら、ステは俺に、だろうとかだろうがは、無礼な話し方だよ。君。しっかりした美しい言葉遣いをしなさい。してください。と、笑った。俺は。ステ。ステファニーさん。田原としひこ君の家庭教師のサポート役をお願いします。よろしくお願いいたします。と、笑った。すると、やれば、できるじゃない。ハンさん。で、その子はどんな子なのかな。ふふふ。どんなサポートをすればいいの。ねぇ、教えてくれる?さぁ。と、笑った。その子はアニメや漫画をよく見ているぜ。とみています。と、伝えた。

すると、へぇーー。」と、いって、何やらこの野郎様、ステは思いついたようだ。

翌朝、トシちゃんの家にいった。ステをつれていくと、漫画の声だー。と、喜んだ。この野郎。猫なで声じゃねえか。そんなこと言ったって仕方ないじゃないか。ということで目をつぶった。それから、トシちゃんは勉強にも真面目に取り組むようになった。

アニメのおねえさん。良かった。と、喜んだ。どこがいいだよ。エロガキが。と思ったが俺も嬉しかった。生活も朝は勉強、昼も勉強、夜も愛するステディです。という生活に変わった。相撲取りみたいだな。不退転の覚悟で、家庭教師に精進しなければ家を追い出される。と教材研究にいそしんだ。仕事は根源的な営みだ。嫌な事じゃねえ。カステラ屋を除いて。

 

俺は、リー 優一。職業は移動販売、自社製品の。役職はCEO。営業も兼ねている。

社名は、ハッピーシュガー。届け出は出していないが、つまりは自称だが、俺はCEOだ。と思っている。わが社は自社製品のカステラ、新商品のタピオカドリンクを移動販売で売っている。甘い匂いにもまれながら、汗にまみれて、タピオカだ。カステラを作っている。女子供は知らないだろうが、かわいいものにも、きれいな物にもその陰で働いている人がいるんだ。俺は小さいとき、プロ野球の選手になりたかった。四番打者にあこがれた。登場すると、必ず、ヒットやホームランを打つ、そんな男になりたかった。俺は前は気が付かなかったが。スポットライトの影にも、ヒューチャーされていないも汗を流して苦心しているということが分かった。だから、俺はもう憧れていない。でも、自分より幸せそうなやつをみていると、こいつ。と思う。俺もここにいるぞ。と思ってしまう。でも、俺はここにいる。カステラを売って、ゆいと、ステファニー、それからハンと一緒にここにいる。そう思うと、俺は幸せなのか。俺はこれでいいのだ。と思う。けれど、これでいいのかとも思う。

そう思っているとき、カステラが焼けた。型の中で、ぷくぷーと広がり、おいしそうな色をさせて、小さいカステラから、膨れて大木カステラになっていった。小さい赤ん坊が大きくなるように大きくなっていった。だから、俺も、子供には戻れねえな。と思った。ハンもステも、荒波にもまれるだろう。社会の。お前たちは、ハンデがある。だけど、お前らなら、進めるはずだ。この荒波を。ごめんな。俺の稼ぎがよけりゃ凝んなことにはならなかったのに。けど、俺はお前たちに頑張れよとしか言えねえ。戦えよ。張り切れよ。としか言えねえ。だから、俺はカステラを作っている。タピオカも女子供に売ってる。ごめんな。

おれが、そういうと、一人の男がやってきた。

男はにこっと笑って、お兄さん。せいがでるね。カステラくれよ。と、言った。

俺はその男にカステラを一つ渡した。200円です。といった。すると、男はくちゃくちゃ音を立てて、うまいなあ。と、言って、お金を払ってどこかへいった。

いやな客だな。と塩でもまいておくかな。くわばら、くわばら。

俺は思った。カステラー。カステラー。がんばろう。と思った。