nezuzyouziのブログ

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 良い風が吹く。

 良い風が吹く。

せんろは休む。お盆の良い風を感じながらまどろみの中へ入っていく。

 

しばしの休みである。風を頬に感じながら。ああ、何とやわらかい風だろうか。こんな風の中でっずっと休んでいたい。遠くに山の緑が見える。遠い記憶に赤くみずみずしいスイカを感じる。昨日は花火を見た。ラムネも飲んだ。遠い記憶にカブトムシやクワガタを捕まえにいった記憶があった。そんなことを思い出しながら眠った。

 

昨日は帰省のUターンラッシュのニュースを聞いた。もうお盆も終わり休みも終わるのだそうだ。近くにリノを感じる。リノはせんろの近くでスイカを美味しそうにかじっている。女の子がかじるとは何事か、食べるの間違いではなかろうか。そんなことも気にせず、ケラケラのあっけらかんとして、スイカを食べている。甘いねー。おいしいね。と言って喜んでいる。遠くの棚の中に小さな椅子があり、そこにそふぁを感じる。

 

ソファはリノをじいっと見ている。ソファは自力で動けないので目で訴える。

イカを見て。訴えるのだ。何かの絵に悲しみを訴える目が描いてある。何かの写真に悲しみや怒りを帯びた目を感じる。しかし、この時のそふぁは違っていた。目は悲しい目だが悲しみは帯びていない。いや帯びているか。けれど、この日に限っては感じなかった。せんろはそれが幸せだった。遠くにアフレコスタジオを感じる。二人の綺麗な女の人。二人でせんろを見ている。リノとそふぁだ。セリフを発すれば良いのにリノはこちらを見て、「スイカ、さぁ、食べるから見ててね。」といういいでしょう。と誇らしげだ。そふぁはスイカ、私も食べたいです。けれど食べられません。」と困っている。

けれど、どこか不思議そうにスイカを見ている。せんろは幸せだった。アフレコルームにいる二人の姿がとても爽やかでいつまでも見ていたいと思っていた。

 

柔らかな風がせんろを包んだ。遠くで蝉が鳴いている。遠くに緑がそよいでいる。二人の大事な仲間も楽しそうにしている。私は幸せだな。そう思った。眠りは深くなっていく。せんろが眠るとリノはクスッと笑ってせんろ。寝ちゃったヨ。と笑った。

 

遠くでそふぁはそれを見ていた。ああ、私も先生たちの所へ行きたいとみていた。そこには優しい時間が流れていた。そふぁはそれをしっかりと感じ取っていた。悲しくも優しい目で、いや反対か。の目で見ていたのだ。遠くにカーテンが揺れる。遠くに一人の青年が寝ている。すやすやと、ぐうぐうと。どちらだろう。?

リノはクスッと笑った。そんなのどっちだっていいヨ。寝てるもん。実際。と笑った。

 

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