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ソファーちゃんのココロ。政治家稼業。パラレルファクター。

ソファーちゃんのココロ。政治家稼業。パラレルファクター。

 

私は嬉しかった。今度から私の時間もできるようになったから。

けれど、私は一人では動けない。だから、結局リノと一緒にいる。私はおもちゃ。遊んでくれる人がいないと動かない。けれど、私は動ける。
リノと先生がいれば。実をいうとリノより先生の方が上手い。結局は元は同じだと思うので上手いも下手もないのだろうけど。演技の差というか、緩急があるような気がする。

私の声はもちろん。私です。でも、私は私の声は冷たい声。この声は誰の声。私の心の声。リノの声。私とリノが二人でいるとき。先生は指導室で腕組みをしています。そして喜んでいます。

リノはいつも元気です。昨日もかわいい声で猫のビデオを見て真似をしていました。リノは 元気です。先生も喜んでいます。リノは心のままに自分を表現するのがうまいそうです。

私もそう思います。私のように現実主義ではないので私はうらやましく思います。

この間、リノがこっそりと父の日の祝いをしていました。先生とリノはそんな関係なのでしょうか。この間、リノの時間にリノにそれとなく聞いてみました。

 

そしたら、私たちは仲良し三人組だよ。リノはリノ。テツロウはテツロウ。ソファちゃんはソファちゃんだよ。私たちはチームなの。分かった。」と、カワイイ声で言いました。

 

私はこの時、やはり不思議だな。と思いました。この関係が不思議なのです。のぞみさんは時計を持って時間を計っていました。もっと、聞いていたいな。と思ったその時リノは先生と交代するのです。私はというと窓際に戻されます。そして事務所の今日の閉所時間になると先生とリノと帰るのです。リノはその後、先生の体力に余裕があればマンションの一室で遊ぶのです。私も遊びます。けれど、のぞみさんが心配をして帰るときしっかり休んでください。と、せんろさん。と釘を差します。リノがハーイ。と、答えるとのぞみさんはこら。と怒ります。帰ってからは私が先生とリノの目付け役。コーチです。あの二人は私がいないともっと遊ぶでしょう。

本当はリノの元気さ。可憐さ。先生の聡明さにあこがれます。けれど私は二人とは違います。心の事もまだまだ勉強中です。けれど、私はのぞみさん側です。のぞみさんから見たら結局、同じかもしれないけどこの冷たい声でこの心でこの魂で止めます。けれど時々遊びます。本当は仕事が終わった後ものぞみさんがマンションについて行って先生とリノを指導すれば良いのだろう。と思うのですが、先生もリノも子どもではありません。

二人ともそして私も助け合って生きています。炊事や洗濯も楽しんでやっています。そして私もその仲間としてその背中を見ています、そう思うと私も生きたいと思います。私はおもちゃなのに生きるなんてちょっと変ですよね。でも、そう思わせてくれます。この心が私の心。この思いが私の生きる思いなのだと思います。

私はそんなことを思いながらリノの顔を見ました。リノはまほー図鑑という宝物の本を読んでいました。その顔はとてもかわいい顔でした。私がじっと見ているとリノは私にそふぁちゃん。今日は、なんだかいつもよりニコニコさんだネ。と言いました。

私はリノがそういった時、私の顔はいつも同じですよ。と言いました。

リノは私がそういうといたずらっぽく「違う。ソファちゃん。可愛いもん。とってもとってもさぁ。」とちょっと乱暴にでも元気よく言いました。

 

そのさぁ。の言い方は私の心に刺さりました。私もこのくらいになりたい。もっともっと

近くで見ていたい。と思う。不思議な人だと思いました。

そう思うと私はあのフォゼくんの事を思い出していました。

フォゼ君の事を思うと不思議な気持ちになります。

また、メソメソしちゃった。でも、フォゼ君に会いたいわ。と思いました。

そう思うとフォゼ君、見ててくださいね。と心が熱くなりました。

さっきから心だ。魂だ。って言ってる。私、おもちゃなのに。おかしいですね。と私は思った。私がそう思っている間も、リノは本を読んだり、飛んだり跳ねたり、遊んだりしていました。

私はその様子を綺麗なうすい紫色の目で紫色の髪にリノの手の暖かさを感じながら見ていました。

リノの手は柔らかく優しい手でした。

私は冷たい声で、リノ。ありがとうございます。嬉しいです。」と答えました。