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女正月の巻。政治家稼業 パラレルファクター。

かなでやまの高級マンションの一室。リノは、外を窓から見ていた。今日は、おやすみということで、リノは、のびのびとしていた。

リノは、大好きなオレンジジュースを飲んで、ゴロゴロしていた。ソファーは、リノの左手でくるくると回って、リノ、休みの日だらといって、ゴロゴロばかりしていては、いけませんよ。と、冷たくいった。

リノは、ほえーやら、なんやらで、だってェ  さあ。疲れてるんだもん。リノは。と、疲れてるんだよ。と、主張するように、ソファーにいった。

ソファーは、いつも、テツローさんは、いろいろなことを主張している。敵を幾人作っても、涼しい顔をして、汗をかいても、それを多くの者には、見せない。いつも、笑っている。むずかしいことや、難儀なことにも、躊躇せずに立ち向かう。けれど、彼には、なんの打算もない。かっこいいことをしてやれとは、思っていない。えー。嘘ばっかりと、思うかもしれないが、せんろは、そういう男だと、ソファーちゃんは、思っていた。男だ。女だ。と、いっているが、ソファーちゃんは、おもちゃなので、男の世界も、女の世界も、知らない。

以前、線路から聞いた話だが、ワコクには、女正月というのがあり、、昔は、家でお正月のお世話をしている奥さん、家のお母さんがお正月の支度やお世話で、忙しいので、お正月が終わってから、実家や自分の近しい友人にご挨拶にいったそうである。

ソファーは、そんな風習、何よりも、そんな言葉があるという事は、知らなかったので、びっくりした。その、女正月という言葉の響きに何やら、底知れぬエロティクさを感じだ。ソファーは、恥ずかしくて、穴があったら入りたくなった。

おや、お正月の話をしているのに、恥ずかしい、穴があったら、入りたいとは、一体。

まあ、ソファーは、それだけ、乙女なのだろう。リノが言っていたが、ソファーは昔、ヒーローのフィギュアと、良い仲になったそうだ。

おもちゃと、良い仲になるとは、不思議である。不思議と、いうと、リノは、せんろの一部である。男と、女を行き来するのだ。

いや、そう言ってしまうと、誤解があるかもしれないが。リノは、ゴロゴロしている。おや、疲れてスヤスヤと寝てしまった。

おや、この後は、テツローさんの時間なのに。

リノのままで寝てしまった。テツローは、今週は、忙しかったですから。と、リノを許した。

テツローの時間が伸び、関係ないはずのリノの時間まで削り、リノを疲れさせてしまった。

いくら、仲良し、三人組といえど、ひとりの人間、一つ屋根の下に暮らしている。体力、気力には、限界がある。という事だろう。

ソファーは、スヤスヤと寝ている。リノを見て思った。その顔は、とても、かわいい寝顔であった。ソファーは、リノに、ここに長くいては、テツローさん。先生に迷惑です。心の奥に帰りますよ。と、冷たく言って、そのふわふわの手でリノのほっぺを軽く、パチンと叩いて、リノを心の奥に連れて行った。その時、部屋に、春の暖かい風がフワァーと、入ってきた。リノは、ソファーちゃんに連れられて、心の奥へ帰って行った。次の出番は、いつになるのだろうか?休みといえば、もう少しで、10連休である。と、ソファーは、思った。今年は、お休みが多いのよね。と、思った。

そう思うと、今は、ゆっくり休んで、力を蓄えて、次の連休に備えようと、思った。

連休も、また、忙しくなるであろう。いや、時間が、思いのほか、とれるかもしれぬ。そのどちらでも、ソファーは、今は、ゆっくり休もうと、思った。そう思っている間も、リノは、寝ていた。かわいい顔をして、寝ていた。誰も、見ることができないかわいい顔をして。

それを見ていると、リノ、かわいいですね。と、ソファーは、思った。

そう思うと、リノ、お疲れ様。今は、ゆっくり休んでね。と、思った。

この休みが、女正月となりますように。

リノ、休みなさい。より、良い明日を迎えるために。今は、時期外れだが、しばしの正月の祝いとしたい。