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カゾク会議。政治家稼業。パラレルファクター。

 カゾク会議。政治家稼業 パラレルファクター。

 

ここは、奏山県 奏山市 本町の高級マンションだ。

ここに、リノは、テツローと、御つきのソファーちゃんと住んでいた。

 

テツローは、リノと、不思議な縁がある仲であった。不思議な仲といっても、そんな変な仲ではない。政治家と謎の女。怪しい言葉である。しかし、せんろと、リノは怪しい仲ではなかったが、とある、切っても、切れないことでつながっていた。ソファーちゃんが「今日は、カゾク会議です。せんろさん。のぞみさんの件。いつまで、放っておく、つもりですか。?と、自分とリノの中間の響きで、冷たくいった。

ソファーちゃんは、リノのお気に入りのぬいぐるみで、紫の髪の女の子のパペットである。せんろは、リノが、「ほし~イ。コレ。いいなぁ。いいヨネ。^^テツロー。^^」と、おもちゃ売り場で、せがむので、買った。せんろは、思った。これで、レパートリーが、増えますね。」と笑った。

でも、リノは、コマッタもので、今まで、ふざけてきたどんなことよりも、難しく、かつ、演技がそれらしく。できていると、思った。リノをやっていると、不思議なもので、とても楽しい。リノのプランも、ねってある。自分のあった事のない親戚の子供というプランだ。でも、これは、不思議だった。それを考えている時、本当にそんな人がいるような気がした。リノは、私の素そのものと思った。リノは元気いっぱいな女のコである。

甘いものが好きで、中でも、プリンが好き。焼プリンも、プリンも、プリン液も好き。けれど、御つきのソファーちゃんに止められている。「えー。私ィ。プリン液、飲むゥ。アマクッテ、いいよネ。^^」と笑った。

すると、ソファーちゃんは、「ダメですよ。リノ。おなかを壊しますよ。」と、冷たくいった。ソファーちゃんは、もこもこしていて、手を入れると、温かい、でも、心と言動は冷たいという、パペットのぬいぐるみである。せんろは、そんな二人。リノとソファーちゃんのやり取りを楽しいなあ。と聞いていた。せんろは、リノとソファーは、元気だな。と思った。せんろは、二人の事を面白いので好きだな。と思った。

 

せんろがそう思っていると、リノは、言った。「ネェーサぁ。^^テツロー。^^リノの変身時間を延ばして。^^と、笑った。そして、こういった。桜がきれいだから、今度は、ソファーちゃん。^^と、三人で、お花見にイコぅ。^^と笑った。

変身時間と言うのは、せんろがリノになる時間ことである。変身と言っているが、実際に文字通り変身するわけではない。せんろは、これの事を「私の場合は、なりきる時間です。心を浮かび上がらせ、新たな自分となります。」と言っている。

ソファーちゃんは、リノがそういうと、冷たく言った、「私は、パペットです。お花見に行っても、お弁当は、食べられません。それに、テツローさんは、今、真面目な時間を増やすと、秘書の清水さんに誓いました。これは、マニフェストであるので。」と、固い口調で言った。口がパクパクして、口の中の赤い元気な色がわかった。リノちゃんは、「うぇ~ ^^ということハ、もっと、ヘッチャウの。~。^^桜がこんなにきれーなのに。^^テツロー。^^ばっかり。この前だって、マチダくんと、お話したトキ、アンマリ出れなかったヨ。^^」と笑った。

せんろは、あれは、事前に前回のカゾク会議で決めましたよね。時間制で、決めましたよ。リノさん。あれは、男の夕食会です。リノちゃんだって、最後に出てきたでしょ。と、笑った。

せんろが笑うと、リノは、寂しそうにシタ。^^リノだって、プリンアラモード。タベタカッたナ。^^テツローばっかり。」と笑った。

それを見て、ソファーちゃんは言った。

リノ。「私たちは、物まねです。いつ何をまねるか、いつ何にどれくらい、取り組むかは、本人しだいです。我々は、あくまで、サブです。」と冷たくいった。

ソファーちゃんがそういうと、リノは、違うモン。^^「リノは、リノだもん。テツローが、タノシー。気持ちで、いてくれたら、リノはね。そこに居るんだもん。リノは、リノなの。^^サブじゃない。^^」といった。ソファーちゃんは、「リノ。気持ちは、分ります。しかし。」と、冷たくいった。テツロウは、「そうですね。リノも、私の一部です。ソファーちゃんも。」、と、まとめ役のような顔をして言った。

そして、「良し。これから、リノの時間を増やしましょう。」と笑った。

それなら、良いでしょ。と笑った。

それを見て、ソファーちゃんは「いいですか。先生。清水さんの思いは。?

私は、女性として、分ります。あなたは、良い政治家です。人望だってある。いつかは、入閣をするかもしれない。私たちと、ここで、別れなければ、あなたはダメになる。」と、冷たくいった。

リノは、「駄目になんか。ナラナイヨ。^^テツローは、テツローだモン。ソレニ、リノだっている。楽しい気持ちさえあれば、人は、どんなときだって、頑張れる。明日も、ヤルぞ。」って、思えるモン。ソファーちゃんは、冷たすぎるんだよ。^^」といった。

それに対して、ソファーちゃんは、理解できません。私は、間違ったことは言っていないはずです。と冷たくいった。

そして、キッとにらんだ。その顔は、清水さんに似ていた。

紫色のパペットが、清水さんに似ているとは、一体。と、せんろは、思ったが、演技を続けた。

それを聞いて、リノは、なにをー。^^と思った。そして、怒って、パペットをとろうとした。せんろは、その手を、柔らかな手を取った。

そしてこういった。「喧嘩したら、いけませんよ。私たちは、チームなんです。冷たく、理論的すぎる。あなたも。明るく元気な君も、私の一部です。なんですか。?解散ですか。?もうちょっと、話を詰めましょうよ。二人とも、二人の志は、なんですか。?」と笑った。

すると、二人は我に返った。リノちゃんは、泣いた。

「テツロー。^^いつか、私の知らないところに行っちゃうノ。^^いやだ。」と、子供みたいに泣いた。ソファーちゃんは、「ほら。泣いた。」といった。

そんなソファーちゃんに、「いいじゃないですか。リノは、まだ、小さい子なんですから。あなたも、どうですか。?頭の固い秘書は、一人でいいのに。なんであなたが、私のレパートリーに入っているんですかね。」と、不思議がった。

ソファーちゃんは、「知りませんよ。あなたが、買ったんでしょう。おもちゃ屋さんで。」と、言った。

せんろは、いや、あれは、あくまで、リノちゃんが買ったんですよ。いつも明るくて、楽しくて、いつも、元気な女の子で、でも、ちょっぴり、寂しがり屋で、プリンや甘いものが好きで、楽しいことも好き。そんな子です。ソファーちゃんも、こちらへ。」と、手を出して、誘った。

ソファーちゃんは、私が、「仕事がありますので。」と断った。パペットの仕事とは、一体。けれど、演技を続けよう。ソファーちゃんがそういうと、せんろは、そうですか。いつも、ありがとうございます。ごめんなさい。と謝った。ソファーちゃんは、なぜ自分にせんろが謝るのか分からなかった。

けれど、少し考えると、分った。

テツローさんは、私の中に、清水さんを見ていると思った。そう思うと、そうなのか。と思って、心の中が、少しだけ、温かくなった。

 

リノは、頭をなでられている、ソファーちゃんをみて、ズルイ。^^と思って、

「リノの頭も、なでなでシテ。^^テツロー。」といった。

テツロウは、良いですよ。二人で、仲良く。ソファーちゃんも、リノちゃんも、可愛い。かわいい。私の大事なワタシです。」と、笑った。

そして、リノは、幸せだな。^^と思った。幸せな気持ちになると、リノは、さっき、ソファーちゃんと喧嘩をしたことが、とても、小さなことのように思えた。そう思うと、喧嘩したことなんて、どうでもよくなった。

リノは、そう思うと、「アンねぇー。^^ソファーちゃん。^^ゴメンネ。^^私たち、仲間。ワタシタチ、みーんなで、ワタシ。これからも、私の御つきでいてネ。^^」と笑った。

 

ソファーちゃんは、「理解できません。でも、私は、皆でワタシ。」と言うのは分かります。それに、今日は気分がいいですね。だから、今日は、コレに免じて、許しましょう。」と、冷たくいった。せんろは、ちょっと、なんで、こんな子なんだろうと、自分でも、思ったが、こういう所も、ワタシだ。と思って、許した。

 

三人が片寄せ合って生きている、家族団らんの高級マンションの一室。その窓の外に、今の光景からは、少し、不釣り合いな夜景がキラキラと輝いていた。この奏山も、少しは、都会風になってきたようだ。

 夜が明けた。

青年は、ブラックのかっこい、パリッとしたスーツに身を包み、赤いネクタイを締めて、革靴を履いた。黒い清潔感のある髪が、彼の誠実さを表していた。彼は、朝食にスクランブルエッグと、サラダ、トースト。後、豆からひいた香りの高い、コーヒーをブラックで飲んでいた。青年は、「今日のコーヒーも、なかなかの出来ですね。」と言った。

おや、昨夜の、リノと、ソファーちゃんは、どこへ行ってしまったのだろうか。

歯磨きをして、フロスをする。寝癖を整える。そんな姿のどこにも、二人を感じさせる要素はなかった。朝の支度が終わると、彼は、革のブラックのシックなカバンをもって、革靴を履き。どこかへ出て行ってしまった。仕事場に向かうのだろうか。青年は、「行ってきます。」と挨拶をした。

 誰も、いなくなった部屋が静かになった。その静寂の中にマジカル・カヨちゃんの本が、本棚にあるのを見つけた。その隣の棚の上で、紫色の髪で、カワイイ瞳をしているソファーちゃんのパペットのぬいぐるみがあった。

この部屋には、子供がいるのだろうか。

 静かな、朝の静けさがそこにあった。カーテンの向こうで柔らかな日の光がこちらに朝の光を届けようとしていた。

 

 

 

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「テツロー。オシゴト。^^ガンバッテネー。^^リノ、応援シテルょ~う。^^」

「行ってらっしゃいませ。テツローさん。リノの事は、お任せください。」