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せんろちゃんメモリー。パラレルファクター。

せんろちゃんメモリー

今から、11年前、せんろは、ハセガワ豊議員という議員さんの 付き人をしていた。

セガワ議員は、何よりも、人を大事にし、経済をせんろに教えた。

せんろは、学帽を被って、さすがのせんろも、昔のワコクの書生という雰囲気であった。

色は、白く顔は、端正な顔立ちにも見える。声は低く、良くとおる。雨が降れば、ハセガワ先生に、傘を「はい。先生、傘でございます。昔なので、葉巻もまだワコク製のものが売っていて、はい。先生。はまきで、ございます。と、葉巻を渡した。

火もしっかりとつけて、渡したのだ。お昼のごちそうも、この時代からあり、よくおごってくれた。ハセガワ先生は、葉巻を吸うと、気分がよくなって、よく、ごちそうをしてくれたものだ。せんろは、葉巻は吸わない。煙草も吸わないが、葉巻をみると、昔を思い出す。

せんろは、そのころの事を「アタシ。忘れない。だって、あんなに男ラシイ時期って、なかったからね。^^。」と笑った。可愛い声で笑った。

そのころのせんろの声は、低かった。男らしい。別の人と言っても、過言ではなかった。

セガワ議員のカバンを持ったり、後援会の下準備、リハーサル。宿泊先の宿の予約なども、行った。今、清水さんが、やっていることは、やっていた。

もちろん。カワイイコエだ。^^なんだ。^^かんだ。^^も、彼のことだからやっていたに違いない、^^けれど、当時のせんろは、隠すのが上手かった。いや、隠さざる得なかったのだろう。ハセガワ先生の立派な髭の前では、カワイイコエ。^^も、出なかったのだろう。そして、心を鬼にして、仕事にまい進したのだろう。今から、11年前のワコク。今とあまり変わっていないようにみえるが、せんろが、カワイイコエ^^を出していなかっただけでも、大きな変化のように思う。電話やインフラも少し、違っていたかもしれない。

今、この国は、刻一刻と、変わってきている。せんろは、雨の日も、風の日も、ハセガワ邸に通い、物まね。^^の稽古ならぬ、政治の稽古、レクチャーを受けた。

もしかすると、せんろの政治は、ハセガワ先生の政治に大きく、影響を受けているかもしれない。せんろの低く、通る声が、ハセガワ邸に響く。響かなかった日はなかったほどだ。せんろの黒い革の手帳は、ペンで、ぎっしりと字が書いてあり、真っ黒だった。

スーツは、大学の制服だった。そして、黒縁眼鏡をして、髪は、黒々と烏の濡れ羽色だった。

目は、曇りがなく、学友の津山と、毎日、高架下のおでん屋で、土日は、ワコクの事。そして、カメリアの事を話した。この男がせんろテツロウだ。

津山と「おい。津山。俺とお前。どっちが先に、出世するか。競争だ。」と、酒を飲みながら、二人で、夢を語っていた。

津山議員も、このころは、おしゃれな色眼鏡をしておらず、泥臭い男であった。

この二人は、成長し、カンサイへ飛び、地震の復興ボランティアをするのだ。

そして、ある方は、エリートコースを歩み、ワコク史上最年少で、入閣し、文部大臣となり、

ある方は、カワイイコエ^^で、話すようになるのだが、それはまた別の話だ。

ここに、古いアルバムがある。せんろの大学時代のものだ。

今日は、せんろ議員の事務所に町田君の紹介で、地元の中学の新聞部がやってきて、せんろ議員の昔話を聞いた。せんろ議員は、昔の話を茶化さずに、未来ある君たちに。と自分の昔話をした。

講話の最後に、「みんな。志をもって。頑張ってね。」と言い、皆ににこりと笑った。

のぞみさんも思わず、その顔に息を飲んでしまった。

そして、せんろさんは、せんろさんなんだ。と思った。

そして、せんろさんは、心の中で、「もう。昔のはなしなんて。お姉サンにきかないで。^^。でもね、がんばれよナー。^^ココロザシ。持つんだよ。お姉サンとのヤックソクだよー。^^。」と、心の中で可愛い声で、思っていた。その顔は、晴れやかだった。

 

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