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小さい秋、小さい秋、見つけた。の法則。アルティメットセオリー パラレルファクター。

小さい秋、小さい秋、見つけた。の法則。アルティメットセオリー パラレルファクター。

 

最近、僕は、図書館のお仕事が終わると、最近、ちょっと、寄る場所がある。

それは、チャンの家だ。チャンの家は、バーニィが、薬を開発しているので、ちょっとお金持ちだ。

家も、広くて、お庭に泡の出るお風呂、ジャグジーがある。

僕は、このジャグジーが好きだ。このお風呂は、泡がポコポコって、出てくるんだ。

泡の感触が、なんだが、くすぐったいけど、なんだが、疲れが取れるんだよね。

一日仕事をして、疲れている僕の体には、これが効くんだ。

チャンに、お風呂から上がった時、「良いお湯だったよ。ジャグジーのお風呂なんて初めて入ったよ。お風呂、ありがとうございました。」って、いったら、チャンが「ありがとう。そうだろ。あれね。僕、バーニィのために、買ったんだ。バーニィ。いつも、疲れているから。薬の開発で。」って、笑った。僕は、そうなんだ。彼女も、頑張っているんだなって、思った。

 

僕が、頑張っていること。それは、図書館で、働くことだ。

本は、良いよ。僕たちを、知らない世界へ連れて行ってくれたり、知らない事や言葉を教えてくれるからね。

僕は、本が好きなんだ。図書館も好きなんだ。ああ、本屋さんも。

本に囲まれてるって、いいよね。なんだか、本の匂いがするから。文字に囲まれてる気がして、好きなんだよね。

図書館にいるとね、面白いんだ。ああ、あの人。あの本、好きなんだ。ああ、あの本、僕も、好きだ。って、言うことがあっていいよね。女の子だと、なお、良し。OKかな。

ああ、男の子も、良いよ。ああ、あの人苦手。ちょっと、偏屈荘。怖そうって、おもっても、僕が好きな本。僕も、好きな本を手に持って、こっちに来ると、貸出し手続きの時に、

「ああ、その本。僕も、好き。君も、好きなんだって、へえ、そうなんですか。?

って、ことは、僕たちって、案外、友達になれるかも。?って、思えない。?

ああ、ゴメン。僕って、根拠はないのに、希望的観測って言うのをしちゃうんだよね。

だから、シャルダンとか、レオナルドとかと、初めて会ったとき、なんだか、学者さんだから、彼らとは、友達になれないんじゃないか。って、思ってたけど、シャルダンが、

ケン ・ポッター。レオナルドが、ジム・ソーヤの冒険。それを、二人が借りて行ったとき、タイトルを見て、「ケン・ポッターに、ジム・ソーヤ。両方とも、好きだなあ。って、おもったもん。その時、僕、シャルダンに「ケン・ポッター好きなんですね。」って、思わず、言ったもん。そしたら、シャルダンは、「ふふ。」って笑って、僕に、

「ケン・ポッターが好きかだって。?当たり前だ。この作品を嫌いな人なんていないよ。

いるとしたら、それは、レオナルドくらいだ。」って、言ったんだ。

だけど、彼がそういったとき、彼には、レオナルドをバカにしようって言う意図は、なかったんだ。言い方でわかったんだ。それに、レオナルドもいつもの調子で、また始まったぞ。」って、言う風で、気にしていなかったんだ。

レオナルドは僕にこう言った。「シャルダンは、そういってるけど、僕。ケン・ポッター好きだよ。ふふ。呪文もぜんぶいえちゃうもんね。」と笑った。

彼が、笑うと、シャルダンは「全部だって。?レオナルド。魔法学校初等科から、高等科まで、全部言えるのか。?それから、社会人呪文まで、全部か。」といったんだ。

僕は、その時、ええ。すごいと思った。社会人呪文かぁ。って、思った。

社会人呪文というのは、大人向けの難しい呪文で、ケン・ポッターが通っている。

イギリス魔法学校の先生たちが使っている魔法なんだ。

 

とても、難しい呪文でね。ケンも、ロンリーも、エマも、一年生や低学年の頃、本で言うと、三巻目くらいまでは、使えなかったけど、四巻で、悪い大魔王が、復活して、皆で、どの生徒も、個人の力、スキルアップをしよう。って言うことで、五巻、六巻と、力をつけて、中級呪文や、上級呪文。はては、ちょっと難しい大人向けの社会人呪文まで使えるようになっていったんだ。僕は、その頃。小さくてね。だから、僕は、ケン・ポッターと、一緒に大きくなっていったんだ。僕が進級して、少し、大人になると、ケンも、ロンリーも、エマも、進級して、一つ、また、一つ。と、本の中で大人になっていくんだよね。

そう思うと、ああ。僕たちって。本の中と現実というちょっと似ているけど勝手が違う世界にいるけど、一緒なんだなあ。って、おもっちゃうんだよなあ。

僕に、とって、ケン・ポッターは、そんな作品だから。

シャルダンも、レオナルドも、同じだったかもしれない。彼らも、僕が、ケンやロンリー、そして、エマと、冒険をしたように、彼らもしたかもしれない。

 

だから、共通の話題で、盛り上がった時。図書館だけど。ちょっと、良い気持ちになって、

とっても、楽しかったよ。僕、図書館の職員なのに。まあ、でも、これも、一つの形。

でも、その後、僕の先輩の職員から、ちょっとおしかりを受けちゃった。

まあ、これも、今となっては、いい思い出だよ。なんだか、ロンリーの双子のお兄ちゃん。

フレディと、ポールみたいだって、思ったんだ。彼らは、いつも、学校で、いたずらばっかりして、先生に叱られるんだ。「こら。なにやってるの。?」って、ふふ。

その日は、何だか怒られてるのに、楽しかったよ。

なんだか、ジム・ソーヤみたいなそんな気持ちだったな。

 

「どんな冒険にも、危険はつきもの。危ないことしたら、先生に怒られるみたいに。でも、俺は、恐れない。怒られるなら。きちんと怒られたい。」って、言う、元気な彼のような気持ち。だから、僕は、この時。彼の言う事が、ジムの言うことがなんだかわかった気がしたよ。小さいころ、「きちんと、怒られたい。」って、なんだろ。?って、思ったけど、なんだかちょっと、分かった気がしたよ。その時。ちょっと、悪ガキ。いや、ちょっと元気な男の子の世界の事が、その時、今になって分かった気がしたんだ。

本って、そういうところがあるよね。読んだとき、意味が分からなくても、後になって分かる事ってあるよね。あれって、よく言うけど、不思議だよね。

僕は、本のそんなところが好きなんだ。

本って、不思議だよね。

 

僕が、本って、不思議だなって、思って、そんなことを思っていると、家の中から、

バーニィの「シュチューイ。お風呂から上がったんでしょ。?早く這入りなさい。風邪ひくわよ。インフルエンザもはやってるんだから。」って言う声がした。

その言葉を聞くと、チャンは、青い顔をして、「はーい。」って、僕に、こい。こい。って、合図して、中に入っていった。

僕は、それについて行った。

僕も、その時、「今、いくよ。」といった。

なんだか、バーニィは僕らのママみたいだな。って、思った。

そう思うと、こういう場所があるっていいなあ。って、僕の図書館も、こんな風だといいなあ。って思った。その時心は、温かかった。でも、体は、少し、冷えていた。

僕は、その時、もうそんな季節か。ちょっと、物思いが長かったかな。?と思った。

僕たちがいなくなったジャグジーに、風で、道路から落ち葉がふわりと舞い降りていた。