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たけし、いっぱい。学園パラレルファクター。

ねえ、ねえ、のぞみんのさ。好きな男の子って、誰。黒い肌のエスヒナちゃんが、のぞみに言う。

エスヒナちゃんは、とても、美しい黒い肌をしている。とても、美しいのだ。

エスヒナちゃんの家は、焼肉屋をやっている。名前は、ゲンゴロウという。こずえがそうであるように、エスヒナちゃんも、また、自営業の家の娘であった。

エスヒナちゃんは、とっても、しっかりしていた。そんな、しっかりしている、挨拶も、大きな声でする、エスヒナちゃんには、とても、尊敬している女の子がいた。とても、おしとやかで、礼儀も、正しい。スポーツ、とくに、バレーボールが、得意だった。髪も、長く、美しい。ルビネル先生ほどでは、ないけれど、彼女の髪も、また、美しかった。この学園は、とても、美しい女子生徒が多い、名前は、忘れてしまったが、仮面の彼が、この学園は、四角いジャングルならぬ、四角い花園だ。といっていたが、さもありなんという風である。 

そうそう、今日は、のぞみさんの話であった。

とても、美しいのぞみさん、そんな彼女の好きな人とは、誰なのか。エスヒナちゃんが、そういうと、そうねえ、わたしの好きな人ねえ、と、少し、のぞみさんは、考えた。

少し、考えると、そうね、誠実な人かしら、周りのみんなのことを考えていて、真面目な人かな?と、答えた。のぞみさんが、そういうと、

エスヒナちゃんは、えー、そんなんじゃなくって、もっとこう、あるでしょ。例えば、クォルとか、町田とか。もっと、こうあるでしょ。と、行った。おや、おや、普通は、そうねとか、そうなの。と言いそうなものである。しかし、この子は、年頃であった。なるほど、エスヒナちゃんは、具体的なことを知りたいらしい。いや、年頃である。

エスヒナちゃんが、のぞみさんに、クォルとか、町田とか、といって、町田というと、遠くから、アスミちゃんがやってきて、町田くんの事、話してるの。?と、エスヒナちゃんの方へやってきた。それを見て、エスヒナちゃんは、そうなの。町田くんの事をはなしてたの。

ねえ、アスミちゃん、町田くんの事好きよね。と、エスヒナちゃんは、アスミちゃんにいった。

そういうと、アスミちゃんは、恥ずかしそうに、うん。そうだよ。と、いった。

おや、この子は、もうちょっと、元気な子であったのに、いやはや、この子も、年頃か。

アスミちゃんが、そういうと、エスヒナちゃんは、ほぅら、のぞみんも、アスミちゃんを見習って、誰くんが好きとか、なんとかって、言いなさいよ。と、いった。

その顔は、さながら、ある村のいたずら娘と、いう風であった。エスヒナちゃんが、そういうと、のぞみさんは、わたしの好きな人ねえ、そうね。誰かしら、このクラスにいるときは、いつも、真面目な人ね。でも、廊下とか、友達、山本くんとか、町田くんと、いるときは、いつも、ふざけてるの。部活の時とか、なんであなたが、政治研究会なんか、入ったのよ。って、感じよ。お笑いとか、漫才クラブとかの方が、良かったんだじゃないの。ホワイ。なんで、って、感じよ。もう。といった。もう、ひどいのよ。声まで、変わるの。と、いった。

のぞみさんがそういうと、エスヒナちゃんは、

あれ、そんな子いたっけ。と、いった。

それも、そのはずである。彼は、普段は、バカがつくほど、真面目なのだ。彼は、いつも、こらえている。彼は、いつも?戦って?いるのだ。?

エスヒナちゃんが、そういうと、のぞみさんは、そう。知らない?よほど、うまくいってるみたいね。と、笑った。

のぞみさんは、この時、とても、嬉しかった。

その彼が、普段、真面目に振舞っているのに。

自分の前だと、おちゃらけるのが、好きだった。そんな彼のことを彼女は、可愛らしいと、思っていた。けれど、こう思っていることは、彼女は、絶対に彼の前では、言わない。

いうと、彼は、調子にのるからである。

え、そうなの。おいらのこと、可愛いって?

お姉ちゃん、嬉しいね。じゃあさ、おいら、

もっと、ふざけるよ、おいら、ヒートショウタ。火なのに消えてるって、どういうことかってね。でもさ、これさ、おいらのさ、芸名って、わけ。と、ヒート ショウタのモノマネをして、調子にのるから、言わないのだ。

もしそんなことあろうもんなら、何やってるの?バカ。高校生なんだから、もっと、しっかり。せんろくん。と、叱る。のぞみさんは、叱る。けれど、そういうと、彼は、お姉ちゃん、おしい。そこは、何やってんだ。せんろ、バカヤロー。って、いうもんだぜ。と、調子にのるだろう。そして、のるだけ乗って、のぞみさんが、キッと、にらむと、彼は、青い顔をして、あやまるだろう。

のぞみさんがそう思っていると、時計が四時になった。

それを見て、あー、四時だ。わたし。バレーボールに行かなきゃ。バイバイ、エスヒナ。アスミちゃんも、といって、バレーボール部のバックと、学校のカバンを持って、出ていった。

廊下を出ると、のぞみさんは、ヒートショウタと、すれ違った、

ショウタは、のぞみさんを見ると、のぞみさんに、おい、姉ちゃん。今から、バレーかい? 気ぃつけろよ。けがあ、すんじゃねえぞ。と、いった。

ショウタは、、カバンを持っているこれから、家へ、帰るんだろう。

ショウタが、そういうと、のぞみさんは、

せんろさんも、気をつけて帰ってくださいね。まっすぐ、帰るんですよ。

変なことしてるのと、バレますよ。と、笑った。

のぞみさんが笑うと、ヒートショウタは、

バレる?なんのことだ。おいら。なんかしたか。と、いって、首を傾げた。

彼の名は、せんろ テツロウ モノマネ大好き男である。

その彼、ヒートショウタの顔に、美しい夕方の光が当たっていた。

眩しかったのか。彼は、なんだか。今日はぁ、眩しいなあ。と、カッコよく、つぶやいて、のぞみさんを少し、見ていた。