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若い者が集まった。のまき。パラレルファクター。

今日のワコク。とりわけ、かなで山県は、とても、晴れていた。外は、少しずつ、暖かくなってきていた。空は、青く、並木には、桜が咲き。綺麗であった。観光客も、少しずつ、増えている、かなで山。

かなで山県、ひいては、ワコク、全土で、今、少しずつ、海外に打って出よう。ワコクの、音楽や、歌をワコクの外へ売り込もう。という、気運が高まっていた。

せんろ議員は、その人々の、広い世界を見てみたい。僕ら、私たちは、広いところに出て行きたいんだ。という、気持ちが、街に溢れていることに目をつけ、ワコク友好大同盟というものを、提案しようと思い、この数ヶ月の間、力を尽くしてきた。

その中で、友好とは、名ばかりだ。とか、軍事同盟ではないのか。という、噂が立ってしまった。

議員は、そのようなことは、一切、思っていない。この国のために、この国の良さを海外に、輸出し、外にあるものを吸収することが、今のこの国に、必要なのでは、ないかという、思いであったのだ。

しかし、一人で何かをするわけではない。

一人で、なんでも、やれるわけではない。

これは、皆でやること。皆で、決めていかねば、いいものは、できないと、思っていた。

いづれは、音楽や歌だけではなく、野菜や魚、肉、なども、輸出したいと、思っていた。

何かを外に出すというときは、関税というものが必要である。誰にどのくらいお金をかけるのか。そのことが、このお話の一つとなっていた。それが肝であるはずなのに、国内には、これは、ワコクを戦の国にするという、考えもある。

国の外に出るということは、その国のルールだけではやっていけない、相手のことを尊重し、共に、栄えることを念頭に、おかねば、ならんのだ。

国内の心配、そして、海外に残る、心配を、まず、払拭すること。それが、僕の勤めだなと思って、今日、この場に来た、せんろ議員。

難しいことをなんや感や、考えているのか、いつもより、真面目な顔である。

しかし、のぞみさんが来ると、いつもの顔に、戻った。

せんろ議員は、「のぞみさんに、おはよう。今日は、僕の好きなかなで山国際ホテルで、いい会合があるって、思うと、なんか、楽しくなって来たよ。」と、言って笑った。

せんろ議員が笑うと、「議院、今日は、ワコク友好大同盟の初の会合です。失礼のないように。いつものギャグも、今日は、休みましょう。」と、言った。

せんろ議員は、のぞみさんが、そういうと、

「へえ、そうなの?ギャグも、今日は、お休みか。でも、僕は、休まないよ。笑いも僕の一部だから。」と、笑った。

今日は、キスビット国のザウナーさんも、参加なさるそうです。ザウナーさんと、うまく、やれますか?。」と、言った。

のぞみさんがそういうと、「ザウナーさん。へえ。上手く、やれると思うよ。俺。自信があるよ。俺、今日、やれると、思うだけど。」と、言って、笑った。

のぞみさんは、せんろ議員が笑うと、大丈夫なの?と、思って、心配していたが、本人は、笑っている。よほど、上手くいくと思っているようだ。

せんろ議員は、思い出していた。

今日は、チュリグ国のハサマ王も、いらっしゃるんだ。王様も、この場に、いらっしゃるんだから、失礼のないように、しようと思っていた。

せんろ議員がそう思っていると、秘書の三田村さんと、一緒に、ワコクの野党の紅鷹党のあだちくんがやって来た。あだちくんは、いつもより、落ち着いていた。あだちくんの灰色のスーツには、紅鷹党の赤い党員バッチが、輝いていた。

せんろ議員は、あだちくんに、「やあ、あだちくん。今日は、上手くいくと、いいね。海外の王様やお役人さんも、いるとか、とても、いい会合になりそうだ。」と、わらった。

あだち議員は、せんろ議員がそう、いうと、

「会合、上手くいくといいですね。せんろさん。今日は、お互いにとても、良い、会合にしましょう。」と、笑った。

せんろ議員は、このとき、「あー。いま、なんて言ったの?いつもは、せんろ。って、呼び捨てなのにさ。今日は、慎ましいね。」と、笑った。

あだち議員は、「少林寺拳法の修行を最近、始めたんです。少林寺拳法、いいですよ。誰も、傷つけない。自分の中の弱さを見つめる拳法。心が、落ち着くんです。これをやると。」と、笑った。

あだち議員が、そういうと、「へえ、そう。僕も、やって、見ようかな?少林寺拳法。教えてよ。あだちさん。」と、言って、笑った。

せんろ議員が笑うと「そうですか?せんろ議員も、やりますか?少林寺拳法。いいでしょう。これが、終わったら、僕と練習しましょう。」と、いって、笑った。

その姿を後ろから、三田村くんが、

「そうだ。あだち。お前なら、やれる落ち着いていけ。平常心だ。呼吸を整えろ。」と、いっていた。

その時の、三田村くんの顔は、俳優の阿部寛に似ていて、とても、かっこよかった。

三田村くんは、あだちくんを見ながら、フー。と、やっている。あだちくんも、何やら、感じたやら、フーと、息を整えた。

せんろ議員は、それを見て、「あだち議員、それ、僕も、やるよ。」と、いって、笑った。

せんろ議員も、フー。と、やっていた。

せんろ議員は、息をフーと、しながら、リラックス。リラックス。何事も、リラックスだね。」と、思っていた。

せんろ議員は、呼吸を整えると、なんだか、これ、リラックスするよ。気持ちが、いいね。あだち議員、ありがとう。」と、いった。

その顔は、真面目な顔をしていた。

その顔をした、せんろ議員は、ホテルの大会議室に、あだち議員と、入っていった。

その背中は、いつもより、頼りになるものだった。

その背中を見て、のぞみさんは、「あんな、感じにも、できるのね。いつも、ああ、ならいのに。」と、思っていた。

そう思っている、みんなのことを、三田村くんは、「いけ、あだち、タカシ、頑張れ。はー。はー。」と、謎の気功パワーを送っていた。

そのパワーを送られた、あだちの顔は、覚悟に満ちていた。

 

 このお話は、↓↓のお話の続きです。

nezuzyouzi.hatenablog.com

あとがき

今日、このお話を作るにあたって、さかつさんや、ハズキさんとお話をしながら、作りました。

僕自身、誰かと一緒に、お手紙、メールのやり取りをして、何かを作ったのははじめてでした。

とても、楽しかったです。

それから、僕はこの間、さかつさんにお願いをして、キスビットの首都、

エイマヨーカから、派遣された役人、ザウナーを作ってもらいました。

ザウナーはのぞみさんのが昔、学んでいた大学に通っていたそうです。

ザウナーはのぞみさんの事、知ってるんでしょうか。

ハサマ王も、登場します。

それから、少林寺拳法を習っている紅鷹党の安達くんの秘書の三田村くんを作るのは、楽しかったです。三田村くんは、俳優の阿部寛さんに似ています。

今日は。楽しかったなあ。