nezuzyouziのブログ

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貫太郎父さんのホワイトデー。パラレルファクター。

今日、この日、貫太郎は、最近、テレビで話題の外国の温泉に一人で、いった。

実は、この男、無類の温泉好きである。

風呂は、熱いのに、限る。

ぬるい風呂に入るのは、男じゃないというのが、貫太郎の座右の銘である。

貫太郎は、ワコクは、かなで山県にある江戸から続く石屋、石貫の三代目である。

体は、とても大きく、縦も、横も、大きい。

少し、口下手で多くを語らない男であるが、口下手、すぎて、口より手のの方が早いのだ。

この間も、お手伝いのおみよちゃんに、おかみさんに、手を上げないでくださいと言われて、おみよちゃんに、子供にゃ、関係ないだろう。といって、手を挙げた。

貫太郎も、自分では、いけないことだと思っているのだか、どうも、カッなると、いけないらしい。

貫太郎には、息子のシュウヘイと、娘のしずえがいる。

シュウヘイは、今、大学を目指して頑張っている。しかし、頭の方は、良いとは、言えない。

でも、いつも、のほほんと、ゆったりとしている。

しずえは、足に、少し、ハンディキャップがあるが、ハンディキャップに負けないで、頑張っている。

貫太郎は、二人のことを口には、出さないが、愛しているのだ。でも、年頃の息子や娘には、なかなか、それは、伝わらず、いつも、ショウヘイとは、喧嘩したばかり、シュウヘイは、「このやろう。ちくしょう、かかってきやがれ。と言わんばかりに、貫太郎に向かってくる。

しずえは、貫太郎のことは、良いお父さんだと思っているが、たまに、暴力のせいでそれが見えなくなるそうだ。

貫太郎の周りには、いつも、愛する家族たちが、いる。しかし、彼の不器用さが、災いして、大変なことになることも、しばしばである。

そんな、殺伐とした家族の中でも、貫太郎の母、きんは、ちょっと、例外である。

このおばあさん。この家の中では、一番のひょうきんものなのだ。

このおばあさんが、いるから、この家は、成り立っているのだ。といっても、過言ではない。いや、言い過ぎか、このおばあさん。三度の飯より、食べることが大好きで、皮肉やジョークも、大好きなのだ。

三度の飯より、食べることが好きとは、これやいかに。食べることについて、書いてある横に、肉と、書いてあるのは、少し、おもしろいが、そんなことは、どうでも良い。

つまり、今日、この貫太郎という石屋の三代目のお父さんは今日、外国のお風呂屋さんにやってきたということだ。

貫太郎は、まず最初に、驚いた。

外国人たちに、驚いた。

この男。よく、ニュースなので、海外には、アルファやら、妖怪やら、鳥人やら、アメリカ人やら、インド人やら、スペイン人やらがいる。ということは、よく知っているのだが、実際に、それらを見たのは、初めてであった。

それらを初めて、見た時、貫太郎は「へー。外国ってのは、いろんな人が、いるんだな。と、体格に、似合わず、とても、小さい声で言った。

貫太郎が、そう思っていると、ある青年がやってきた。

その青年は、貫太郎に「あの、すみません。お父さん?大丈夫ですか。?」といった。

その青年は、見たところ、貫太郎と同じ、ワコク人だろう。貫太郎は、その青年に「アー。おれ、あの、風呂、入りにきたんだけど。勝手がわからなくて、にいちゃん。俺の手伝いをしてくれないか?。」といった。

貫太郎がそういうと、その青年は、「良いですよ。お父さん。僕、少しなら、外国の言葉を話すことができますから。お父さん、初めてですか。?」といった。

貫太郎は、この時、感心した。

今ドキ、こういう若者がいたのかと思った。

貫太郎は、常日頃から、思うことがある。

それは、最近の若いものは、なっていないということである。これは、貫太郎の思い込みかもしれないが、シュウヘイを見ていると、そんな気にもなるのだ、シュウヘイときたら、ビートルズやら、植木等やら、外国のアイドルのタオにゃんやら、サッカーやら、グループ・サウンズやら、巨人だ。で、大忙しである。

受験生なのにである。おかげで、彼は、浪人生である。シュウヘイが、落ちるたび、貫太郎は、おい、シュウヘイ。今度、落ちたら、石屋だぞ。お前、わかったんだろうな。」と、ハッパをかける。しかし、親の心、子知らずである。貫太郎が、そういうと、「は、うるせえ。」やら、「石屋だ。俺は、世界中をまたにかける男に、なる。」という。でも、この男、英語は、まったく、だめ、外国の言葉なんて、からっきし、である。

しかし、人と、人とは、ハートだ、ラブアンドピースだ。タオにゃんは、かわいい。など、自身、たっぷりである。

であるものだから、貫太郎には、この青年は、よくできた青年に、見えた。

この子が、石屋をついでくれたら、俺は、いますぐにでも、隠居できるんだがなとおもった。

貫太郎は、そう思いながら、彼を見ていた。

彼は、風呂屋の主人と、話している。

大したもんだ。貫太郎が、そうおもっていると、話がついたのか、青年がやってきて、お風呂、行きましょう。お父さん。といった。

貫太郎は、このとき、そのお父さんての、やめてくれるか。俺は、貫太郎。貫太郎さんとか、親方とか、親分って、呼んでくれ。」といった。

そういうと、彼は、はい、じゃあ、貫太郎さん。お風呂に行きましょう。ここのお風呂は、とっても、良いお風呂ですよ。お湯がまろやかで、疲れが取れるんです。」といって、笑った。

貫太郎は、その時、町田さんに、ありがとう。外国ってのは、慣れないから。困ったもんだ。」とおもってたんだよな。にいちゃん、ありがとう。」と言った。

貫太郎が、そういうと、町田さんは、あの、貫太郎さん、一緒にお風呂に、入りましょう。」と言った。

貫太郎は、この時、とっても、嬉しかった。

優しい、できた男と、一緒に、風呂に入れるってのは、良いなあ。とおもった。

貫太郎は、小さい頃から、男に囲まれて、行きてきたらかなのか、誰かと一緒に、お風呂に入るのが好きだった。貫太郎は、どんな人とでも、お風呂に一緒に入れば、仲間に、なれると、いう、思いで、今まで、行きてきたのだ。

裸になれば、その人が、どんな人なのか、わかるという、思いがあった。

町田さんの体は、とても、いいからだであった。筋肉が少し、ついていた。

シュウヘイより、いい体だ。

俺の若い時によく似ているとおもった。

貫太郎、若い頃は、ハンサムボーイで、ゆうめいであった。それが、縁で、妻の里子とも、出会ったのだ。

今は、少し、違ってしまったが、貫太郎は、ハンサムボーイで有名であった。

それは、実は、シュウヘイに、綺麗に、遺伝しているのだが、さっき、書いたように、うまくいっていないのだ。

良いと、いうと、お風呂も良かった。

風呂は、とても広く、大浴場という言葉に、ぴったりであった。

こんないい風呂に入っていると、なんだか、殿様に、なった気分である。

貫太郎は、風呂に入ると、「あー。」と、言った。湯加減も、良かった。

貫太郎が、そういうと、町田さんは、「このお風呂、いいでしょう。?僕、好きなんです。貫太郎さん。どうですか。」と言った。

貫太郎は、そんなこと、聞いていなかった。

湯に浸かって、体を休めていた。

毎日、朝、6時に起きて、石を削っている体を休めていた。貫太郎は、獅子の置物やお墓の墓石を作っている。貫太郎の削った石は、天下一品である。

天下一品というと、シュウヘイも、天下一品の息子なのだ。

なぜかというと、貫太郎のために、この風呂屋行きの船のチケットを買ったのは、シュウヘイなのだ。彼は、「たまには、父さんに、ホワイトデーでも、してやるかな。俺、迷惑、ばっかり、かけてるし、タオにゃんも、相手のことを思いやれる男は、いい男だ。」って、シャボン玉ホリデーで、言ってたな。」と言って、笑った。

だが、このことは、貫太郎は、知らない。

そんなこと、頭の中にも、ない。あるのは、湯が気持ちいいということ。明日の石の事、仕事のことである。ああ、もう1つあった、

風呂から、上がったら、売店で、町田さんと、温泉まんじゅうでも、買っていこう。という気持ちが、貫太郎には、あった。

そんな貫太郎を町田さんは、このお父さん、気持ち良さそうやな。とおもって見ているのだった。