聞いてよ。きょうはね。とっても、いいことがあったんだ。それは、女の子を誘って、断られて、泣いていた僕を、なんと、友達が、はげましてくれたことだ。
僕、とっても、嬉しかったな。
僕はね、今日、桜井さんに、取材を受けたんだよ。 桜井さんは、夢に向かって、頑張っている若者を取材しているんだって、言ってた。
僕、嬉しかったんだよね。
だって、最初の取材の申し入れのお手紙に、
クースラポリ博士って、書いてあったんだよ。
とっても、嬉しかったよ。シェルドンでも、レナードでも、ハワードでもなく、僕にだよ。
僕ね、嬉しくなって、すぐに、ハワードに、電話したよ。
そしたら、ハワードは、「よかったな。ラージ。取材、楽しんでこいよ。クースラポリ博士、よかったな。僕も、嬉しいよ。」って言ってくれたんだ。
ハワードが、僕のことを「クースラポリ博士。」って、言った時、思わず、わらっちゃったよ。だって、いつも、ハワードは、僕のことを下の名前で呼ぶのに、この時は、上の名前で呼んだもんだから、「あれ、どうしたの?」って、思って、笑ったんだ。
でも、ハワードが、僕のことをクースラポリ博士って、呼んでくれた時、嬉しかったよ。
これで、僕も、一流の科学者の仲間入りかな。って、思ったんだ。
今年でインドから、アメリカにやってきて、何年かな?
アメリカに、きたばかりの頃は、言葉が、よくわからなくって、困ったよ。
インドも、英語を話すんだけど、なんとなく、違って、聞こえるんだ。
だから、困ったんだよ。そう、食事、食べ物も、最初は、困ったな。だけど、食べ物は、美味しいから、すぐになれたよ。
だけど、言葉だけは、なかなか難しかった。でも、
でも、僕は、夢を叶えるために、この国に来たんだ。お父さんを、超えてやるって、おもったら、力が湧いてきて、言葉の勉強にも、研究にも、熱が入ったんだ。
僕の研究は、宇宙の研究。夢は、大きくて、綺麗な星を見つけること。
星につける名前は、もう、決めてあるよ。
「ラージ。」って、つけるんだ。
桜井さんに、このことをいったら、「ラージさんの見つけた。星の名前がラージ。って、なんだか、おもしろいですね。」って、笑ってたよ。おもしろい。?でも、僕の見つけた星に、僕の名前をつければ、どこの国の人でも、この星は、僕が見つけたって、わかるよね。
宇宙は、広いんだよ。その中に、僕の名前のついた星が、あるって、素敵だよ。
笑った時の桜井さん、可愛かったな。
桜井さんの肌は、僕の肌みたいに、美しくて、
とっても、綺麗な肌だったな。
桜井さんの話をしていると、なんだか、涙が出てきたな。
また、会えるといいなあ。と思うよ。
桜井さんには、夢が、あるんだって、
苦しんでいる、人のために、記事を書く、っていう、夢があるんだって、僕は、桜井さんの夢を聞いた時、素敵な夢だな。と思ったよ。
そう思った僕は、「僕たち、夢に向かって、頑張ってるね。僕たち、夢を追いかけている。
僕も、頑張るから桜井さんも、頑張ってね。」って、いったんだ。
これは、僕の取材だから、聞いちゃいけなかったかもしれないけど、僕が、桜井さんに、取材の時に、聞いたんだ。
そしたら、教えてくれた。
桜井さん、素敵な女性だったな。
ワコクには、初めてきたけど、いいところだね。
また、会えるよね。桜井さん。
夢に、向かって、頑張ってね。
僕、応援しているよ、
ラージ クースラポリ
インドが、生んだ、美しいキャラメルブラウンの紳士より。
でも、そのあとが、よくなかった。
僕ね、桜井さんを、誘っちゃったんだよ。
遊ばないってね。そしたら、仕事があるからって、ラージさんの、記事を作らないとって、断られたんだ。
僕は、残念に思って、そう、といって、
お別れした後、一人で、賑やかなお祭りのところへいったんだ。
一人で、夜風に当たりたかったんだ。
もしかしたら、桜井さんをエスコートして、
一緒に、お祭りを楽しめたかもしれないのに。
僕は、歩きながら、「残念だな。」と思って、
しょぼんとしていたよ。
そしたら、美味しそうな、匂いがしたんだ。
キスビット名物、たこ焼きと書いてある屋台から、美味しそうな匂いがしてきたんだ。
とっても、いい匂いだった。
この匂いを嗅いでいると、なんだか、お腹が、すいてきた。
不思議だよ。
匂いに誘われて、屋台の方へ行くと、
小さくて、丸い、パンケーキみたいな、食べ物が、たくさん、焼いてあった。
真ん中には、小さく切った、タコが、入っていた。
これは、なんだろうと思っていると、屋台の呼び込みの女の子が、「美味しいですよ。おひとつ、いかがですか?」って、いった。
僕は、おもしろいと思って、その女の人に、
「僕も、1つ、もらうよ。なんていうの。」といった。
おもしろいって、思ったのも、そうだけど、
その女の人も、可愛かったから。
その子の、白い肌は、僕も、びっくりの綺麗さだっただ。。インド人も、びっくりだよ。
僕が、そういうと、その子は、その丸くて可愛いパンケーキみたいな食べ物を僕に、一つくれた。
一つって言っても、一個じゃないよ。だから、たくさん入っていたよ。
僕は、一つください。としか、いってないのにね。言葉って、面白いね。
もっと勉強したいよ。
僕は、その丸くて可愛いパンケーキみたいな食べ物を食べた。
その味は、もう、インド人も、びっくりの味だった。
このインド人のびっくりというのは、僕が、アメリカに来て、間もないころ、
ハワードが、僕に、「ラージ。とっても、面白いギャグをあげるよ。」って、言って、
くれたギャグなんだ。とっても、面白いから、よく使ってるんだ。
響きが、いいよね。
僕は、丸くて可愛いパンケーキみたいな食べ物が、おいしくて、この食べ物、何ていうのかな。と思って、その女の人に、この食べ物、何ていうのかな。、僕に。教えてくれる。って、聞いたんだ。
そしたら、その女の人は、「たこ焼きです。おいしかったですか。」といって、笑ってたよ。
その可愛い顔を見ていると、また、桜井さんの事を思い出した。
ああ、桜井さん。とっても、可愛かったな。素敵だったな。
そう思うと、僕はその女の人に大声で、「ああ、とっても、おいしいよ。たこ焼き。おいしかったよ。ありがとう。」といって、泣いていた。
僕が、そういうと、その人は、困った顔をして、僕を見た。
ああ、女の人に、大声をあげてしまった。ごめんね。
でも、僕、さみしいよ。
ああ、インドに帰りたい。
ああ、インドの神様。僕をお助けください。
僕は、心の中で、そう思った。
すると、とても、良いことが起きた。
それは、僕の友達のレナードが、僕の所へ、やってきたことだ。
レナードは、僕の所にやってくると、「やあ、ラージ。どうしたの。何を泣いてるの。」といった。
僕は、レナードがそういったとき、とっても、嬉しかった。
そして、強く抱きついていた。
アメリカでは、ハグというものがあって、楽しいときやつらいとき、良くするんだって。とっても、いい文化だね。シェルドンは、嫌がるけど。
そして、僕は、レナードの胸の中で、泣いた。
僕が、泣いていると、レナードは、僕の背中をポンポンと、たたいて、
「そうか。」「そうか。」っていってくれたんだ。
とっても、嬉しかったな。
僕は、いつも、つらいとき、悲しいとき、すぐ、インドへ帰りたくなる。
だけど、つらいとき。悲しいときには、いつも、君たちがいる。
シェルドンや、レナード、ハワード、ペニー、バーナデットがいる。それから、シュチュワートも、
君たちといると、僕は、楽しい気持ちになる。楽しい気持ちになると、また、明日からも、頑張ろうって、思えるよ。
ありがとう。僕は、君たちに出会てよかったよ。
皆、シェルドンも、レナードも、ハワードも、ペニーも、バーナデットも、、シュチュワートも、それぞれ、夢に向かって、頑張ってるよ。
皆、キラキラ、光ってるよ。夜空の星みたいにね。
僕も、光っているのかな。かっこよく、光っているのかな。
光ってるといいなあ。桜井さんも、頑張ってね。夢を持っている人は、美しいよ。
素敵だよ。僕のキャラメルブラウンの肌みたいにね。
感謝します。インドの神様。僕を素敵な、仲間、お友達と、出会わせてくださって、
ありがとうございます。
これからも、僕は、頑張りますから、どうか、見守っていてください。
そうだ。レナードが、僕が泣いているとき、何も、聞かずに、「そうか。」「そうか。」って、言ってくれたとき、うれしかったな。
ありがとう。僕は、幸せだな。