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無責任バレンタイデー 。学園パラレルファクター。

今日は、なんの日か知ってる?

バレンタイデーデスよ。

バレンタイデーっていうのは、女の子から、チョコレートをもらう日デスね。

俺は、いくつ貰えるかね。

この間、俺は、みんなの前で歌を歌ったんだ。

谷くんも、ハナ肇くんも一緒にね。

小等科の生徒から、高等部のお兄さん、お姉さん方まで、みんな、ずらっと、俺たちの前に並んで、俺たちの歌を聴いていた。

歌ってのは、気持ちがイイもんダ。本当に。

それからというもの、学校の女の子たちは、俺たちを見ると、キャー。キャー、いって、植木さん。だの、谷くん。だの。ハナ肇くん。だの。いって、そりゃもう、すごいの。なんのって。女の子に、きゃーきゃー。いってもらえるってのは、気持ちがいいもんだ。悪い気は、しないなと、俺は、思う。

だから、今日は、バレンタイデー。

楽しみだね。と思って、学校に来たわけだ。

俺は、朝、町田くんという、同じクラスの子に話しかけた。おはようゴザイます。と挨拶をして、話しかけた「やあ、やあ、町田くん。チョコレートは、もう、貰った。」ときいた。

そしたら、顔を真っ赤にして、「もらいました。」といって、恥ずかしそうにしてたよ。

僕は、そのとき、いや、青春だ。と思ったわけだ。いいモンだね。青春は。」と思ったわけだ。

それだけじゃない、この日は、あっちでも、こっちでも、チョコレート、チョコレートって、

いってたよ。

やれ、誰が、誰に、わたしただの、なんだの。って、みんな、あーでもない。こうでもないといってたよ。

谷くんも、チョコレートを貰ったらしくて、

ガチョーン。って、喜んでいたよ。

そのとき、俺は、「あれ、谷くん、谷くんも、隅に置けないな。良かったね。」って、いったら、谷くんは、「植木屋。照れるから、いわないでくれ。俺、チョコレート貰って、嬉しいよ。植木屋。」って、恥ずかしそうにしていたよ。その時、俺は、こいつと思って、良かったね。谷啓。っていったんだ。

いや、幸せそうにしていたな。

俺は、そう思って、今度は、ハナ肇くんの所に行った。

昨日、ハナ肇君は、バレンタイデー、明日ですね。ハナ肇君。って、いったら、俺の恋人は、ドラムだけだ。色恋は、大人になったから。」って、行ってたけど、ハナ肇君の所に行くと、

女の子に、囲まれて、もう、凄かった。よく、わかんないけど、ドラムをやる人って、いうのは、モテるのかな。そうおもって、俺は、

ハナ肇君に、いや、モテるなあ。ハナ肇君は。

といった。

ハナ君の恋人は、ドラムだけ、じゃ、なかったって、ワケだ。

俺が、そう、ハナ肇君にいうと、

ハナ肇君は、「うるさい。真面目にやれ。植木屋。歌の練習をしろ。植木屋は。」といって、

こっちも、顔を真っ赤にしていた。

あれ、こっちも、あっちも、紅葉だ。

まだ、秋には、早いのにね。不思議なモンだ。

俺は、そう思って、わらった。

学校は、楽しいね。みんなに会えるからね。

色んな人がいる。おもしろい人が、たくさんいる。

いや、学校は、おもしろいモンだ。

俺は、そう思って、教室の、窓の外を見た。

外は、まだ、雪が降っていた。けれども、空は、青々と晴れていた。

俺は、それを見て、今日は、いい天気だね。

この分だと、春も、近いかなあ。と思った。

俺が、そう思っていると、俺を呼ぶ声がした。

「あら、植木屋さん。」といって、呼ぶ声がしたモンだから、

俺は、その声に、アレ、誰でしょうね。と、おもって、振り返ったんだ。

そこには、黒柳さんがいた。

俺は、黒柳さんだと思って、「やあ、やあ、とっとちゃん。俺に何か、御用ナノ?。」

といったんだ。

俺が、そういうと、とっとちゃんは、

「植木屋さん。コレ、チョコレート。バレンタイデー。コレからも、私と、お友達でいてくれる?」といったんた。

その時の、とっとちゃんは、可愛かったヨ。

可愛い、玉ねぎアタマでね、可愛かったんだ。

イヤ、ほんとに。

今日は、そんな、カワイイ子から、チョコレートをいただいたモンだから。

気分がいいんだ。

とっとちゃん、可愛かったな。

アレ、俺、あれだけ、きゃーきゃー、言われて、一個だけ。?

こりゃまた、どうなってんだ。

不思議なモンだね。

もっと、欲しかったな。

学校の女の子みんなから一個ずつね。

こんな事、言っちゃ、いけないね。

こりゃまた、失礼いたしました。