僕は、外に出て、ああ、秋だなあ。とおもって外にでた。
外に出ると、少し、寒さを感じる風 を僕は、体に感じた。
服も、だんだんと、半袖から、長袖に変わり、上着もズボンも、秋の深まりを僕に感じさせた。
ぼくは、ふと、かなで山の見た。
かなで山は、僕たちをいつも見守ってくれている。
かなで山も、少しずつ、少しずつ、まだまばらではあるけど、赤や黄色に、変わっていた。
ぼくの目の前の街路樹も、少しずつ、秋の装いだ。
僕は、ああ、こんなところにも、秋の装いを感じるな。と思った。
僕は、秋の装いを感じながら、街を散歩した。
僕の他にも、散歩をしている人がいる。
マフラーした人、コートを着た人。
今日は、少し、寒いからね。と僕は、その人たちを見た。
マフラーをした人を見て、僕は、その人は、恋人からもらった。マフラーかなと思った。
毛糸のマフラーは、温かいんだろうな。
僕も、欲しいなと思った。
僕は、そう思うと、ふと、アスミちゃんの事が、頭に浮かんだ。
僕は、その時、嬉しかった。
秋の装い、この間まで、春だと思っていたのに、夏になり、秋になった。
秋になったら、肉や魚が美味しい、季節になる。キノコも、美味しい季節となる。
アスミちゃんも、夏の格好から、秋の格好となる。半袖が長袖となる。
そして、温かかった街は、少しずつ、少しずつ、寒くなっていき、今度は、お鍋をみんなでつつく、季節なっていく。
そんな季節に、僕は、お笑い芸人の又吉さんと出会った。
あれは、寒い夜の公園だった。
僕は、そこで、又吉さんに出会った。
あの時、僕は、又吉さんと、缶コーヒーを飲んだ。
その缶コーヒーはとっても、美味しかった。
又吉さんに、また会えるかな。
僕は、そんな事を思いながら、町を散歩した。
空は、秋晴れだ。秋の青空は、春や夏の青空に比べると、また違ったものを感じる。
青がどこまでも、優しく、どこまでも、続いているような、そんな気がする。
その青の中に、紅葉の赤や黄色が仲間に加わる。
僕は、それがとても、美しい。綺麗やな。と思う。
綺麗といえば、アスミちゃん、綺麗になったな。
アスミちゃん、少しずつ、寒くなってきたものだから、今日みたい日は僕にあったら「寒いね。」って言いそうだな。
今日は、僕は、おやすみ。だけれども、アスミちゃんは、今日は、秋のコンサートのお仕事に行っている。
アスミちゃんは、この間、町山さんや宇多丸さんから、「僕たちは、兄弟です。あなたを応援しています。」と言われたそうだ。
それから、アスミちゃんは、外国の歌手の人のテレビを見て、とっても、ステキな人だな、歌って、踊れる人って、かっこいいと思ったそうだ。
アスミちゃんのお手紙に書いてあった。
僕は、その歌手の人のことをよく知らないけれど、アスミちゃんが、その人のことを見て、ステキだ。と思った人なら、それは、きっといい人に、違いないと思う。
僕は、そう思いながら、かなで山の町を散歩した。
町には、少し、寒さを感じる風が吹いていた。
僕は、その風を受けて、ああ、秋だなあ。と思った。
散歩をしていると、お腹がすいた。
時計を見ると、お昼、12時ぴったり。
僕は、時計を見て、よし、お昼にしようと言って、山本くんのレストランに向かった。
山本君は、僕のお友達だ。山本君はクレージーキャッツが好きで、僕に、クレージーキャッツのギャグを教えてくれた。
僕は、そんな楽しいお友達、山本君が働いているレストランに向かった。