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僕にできる事。 パラレルファクター

僕は、アスミちゃんと、ラニッツさんに、別室に控えているように言われ、アスミちゃんと、別室に控えていた。他の皆は、別の部屋でこれから始まる戦いのための作戦会議に参加していた。

 

僕はその場所で、キスビットの方から、これから戦いが始まり、戦いが激しくなった場合は、ワコクへ帰れなくなるかもしないので、早く、帰国していただきます。」と言われた、僕はその言葉を聞いた時、これで良いのかなと思った。でも、キスビットの方が、僕たちを心配してくださって、僕たちに、早く帰国するように行ってくださっているのはよくわかった。

 

でも、この国のために、今まで、僕たちによくしていただいた皆さんのために何かしたいという僕の気持ちは変わらなかった。

なぜ、僕の気持ちが変わらなかったかというと、戦いが始まるというのに帰りますというわけにはいかないし、困っている人を無視して帰るというのは、いけない事だと思ったからだ。

 

 

その時、アスミちゃんもこの言葉を聞いていた。アスミちゃんもまた、同じ気持ちだろうと思う。

 

そして、僕は「皆、困っているんですよね、何かお手伝いをさせてください。」と言った。

 

僕が、そういうと、アスミちゃんも「私も。ハサマちゃんとカミューネちゃんを守ってあげなくちゃ。」と言った。

 

僕は、少し申し訳ないと思ったが、やはり、申し訳ないと思うからこそ、何かしたいと思った。

 

しかし、ラニッツさんは「帰国は絶対です。お二人のお気持ちはとてもうれしくおもいます。」と言った。

 僕もラニッツさんの気持ちは、良くわかる。でも、この気持ちをどうしたらよいのかと思った。ラニッツさんも僕の心を。アスミちゃんの心を理解していたと思う。

国が違っても人をきづかう心は同じであるからだ。

僕たちとラニッツさんの間に少しピリリとした風が流れたような気がした。僕は大変申し訳ないと思った。すると、ラニッツさんがこの少しピリッとしてしまった雰囲気を変えようと

 

ラニッツさんは僕たちに、不思議な石碑を見せてくれた。その石碑はこの戦いの重要な手がかりとなるもので、表面に、何やら書いてあるこの石は、現代のタミューサ村から、1,000年前に土壌神 ビットという神にさらわれてしまった人々が、現代のタミューサ村にそこで、見聞きしたことを伝えるために残した石碑なのだそうだ。

 

僕は、その石碑を見て、土壌神ビットにさらわれてしまった人々に思いをはせた。

1,000年前、僕がもし、1,000年前にさらわれてしまったら、どうなってしまうのだろうか、僕はもし、そんなことになったら、夢も希望もなくなってしまうだろう。1,000年前の世界には、僕の知らないような怪物、見たこともないものがたくさんいるのだろう、

飲み水や着るものも自分たちで探し、中には家族や恋人、兄弟、友達とも生き別れのようになってしまった人もいるのだろうと思った。そんな中で、土壌神ビットにさらわれてしまった人々は、過去から僕たちに、今のタミューサ村の人々にメッセージを送ったのだ。

そんな事、僕にはできない。そう思うと、僕は、彼らが過去から送ってきたメッセージに応えたいと思った。その時、僕の頭の中にあることが思い浮かんだ。

1,000年前である。 1,000年前から、この石碑は現代まで遺ったのである。

普通の国であれば、過去から遺ったのだ。という事で歴史あるものですね。後世にのこしていきたいですねという話になるのだが、ラニッツさんの話によるとこの国は、国が土壌神ビットそのものであるそうなので、この石碑はどうやって残ったのかと思った。そして、残るとすれば、この三つのパターンで遺ったのかなと思った。

それは、以下の三つの事である。

1.この石碑そのものの事を土壌神ビットはしらない。

2.土壌神ビットはこの石碑の事を知っていても自分にとってとるに足らないことだと判断してこの石碑を残させたこと

3.三つめはこの石碑に書かれていることが土壌神ビットの都合のいいように書き換えられて残っている事。だ。

僕は、こう推理してラニッツさんに、いうと、ラニッツさんは僕に、凄いよ。町田君と褒められた。僕は、ラニッツさんに褒めらたとき、とてもうれしくなった。

気分はすっかり、チャーリー・モルデカイだったが、そんなことは今は心にしまっておいた。とはいえ、チャーリー・モルデカイ気分はしまいきれなかった。でも、頑張ってしまった。でも、僕の心は楽しい気持ちでいっぱいだった。そして、楽しくなった僕は、ラニッツさんに「もし、僕がさっき言った二つ目の理由でこの石碑が遺された場合、わざと内容が薄い内容だったらどうでしょうか。形に遺すのは薄い内容の文章で、本当に残したい内容は一見しただけではわからない、ないようにするのです。」といった。つまり、僕は暗号だと言いたいのだ。

その暗号の残し方については、アスミちゃんに確認してもらった。すると、音符のようなものが何やらキスビット語に交じって書かれていた。しかも、これは、ある書き方にのっとって書かれていた。アスミちゃんはこれを見ているとき、「音符に似ていると思う。」とか、「楽譜に似ている。」と言っていた。

僕は、そういってくれたアスミちゃんに「ありがとう。君が楽譜だと思ったのならこれは楽譜だよ。」といった。

そこまで、分ったなら後はあるものを用意するだけだ。と思った僕は、ラニッツさんに「あるものを用意してください。』と言って、ラニッツさんと共に部屋を出た。僕はこのとき、僕は、皆みたいに戦えないかもしれない。でも、僕にできることもある。

僕にできることをやることが僕の戦いだ。戦うことだけが戦いじゃないと思った。

そして、これが僕にできる事なんだと思った。

千年前にさらわれてしまった人たちだって、千年前にさらわれてしまっても自分のできることをやった。このような一つ、一つの 人々の積み重ねが歴史になっていくのだと思った。

そう思うと、頑張るぞという気持ちになった。

それから、あるもののことを思い浮かべた、すると。僕は、そのあるものはとてもいいものだから、アスミちゃんきっと喜ぶぞ。と思った。

 

 

 坂津 佳奈 (id:sakatsu_kana)さん、ラニッツさん、カミューネさんをお借りしました。

ハヅキクトゥルフ初心者さん、ハサマさんをお借りしました

 

pfcs-sakatsu.hateblo.jp

このお話は坂津佳奈さんの魂のルフランに関連したお話です。

坂津さんのお話はとても面白いです。

僕はこのお話の続きが楽しみです。

坂津さん、町田君とアスミちゃんを登場させてくれてありがとうございます。

僕はとてもうれしいです。