このお話は、この記事の続きです。
私は、町田君の家から、かえると、ただいまと言って、家に帰ってきました。
私がそういうと家の中からお帰りという声が聞こえてきました。
その声は、お父さんの声でした。私は、その声を聴くと嬉しくなって、玄関で靴を脱いで、きちんと揃えて家のリビングにいきました。
リビングに行くとお父さんはテレビを見ていました。お父さんは、私が帰ってくるのを見ると、テレビからしばらく目を離して、私の顔を見て、「アスミちゃん、お帰り、今日は、お父さんの方が待っていたね。お帰りなさい、アスミちゃん。」と、言いました。
私は、そういうお父さんの声を聴いて、「ただいま。お父さん、今日は帰ってくるのが早いね。今日は、町田君の所へ行って、楽しかったんだ。」といいました。
すると、お父さんは、そうなんだ。それは良かったね。と言って、ニコッと笑った。
そして、「アスミちゃん。そのお話、もっとお父さんに聞かせてくれるかな。?」
と言って、お父さんは、手招きして、自分の近くへ来るように言いました。
私はお父さんの声を聴いて、はーいと言って、お父さんの近くへいって、お話をしました。
そして、お父さんに、町田君の家で、かしわ餅という白い餡子の入った葉っぱの付いたおもちがおいしかった事、町田君の家のお庭に大きなこいのぼりがあって、鯉のぼりは、広い空を元気泳いでいた事をお父さんにいいました。
するとお父さんは、「かしわ餅かぁ。お父さんも好きだな。町田君と一緒に食べておいしかったね。そうか、アスミは鯉のぼりを見た事、なかったね。」と言いました。
それを聴いて私は嬉しくなって「うん。町田君と食べるの、良かったんだ。鯉のぼりって大きくて凄いな。って思ったよ」と言って笑いました。
そう、私が笑うと、お父さんは、「良かったね。」とお父さんも笑って、アスミは笑顔が可愛いね、今度、お父さんもその鯉のぼり、見に行きたいな。と言った。
それを聴いて、私は、うん。見に行こうねと元気にお父さんに言いました。
私の声を聴いて、「アスミ は、元気いっぱいだね。その元気を忘れちゃいけないよ。」と言って、私の事をほめてくれました。
私は、褒められるって嬉しいと思って、お父さんにありがとう。とっても嬉しいよ。と言いました。
その時、私はさっきの町田君も今の私と同じ気持ちだったんだなと思ってうれしくなりました。
この時、私は、お父さんに言われた。元気を忘れないという事を忘れないようにしようと思ったのでした。
その後、私はお父さんに町田君の家のピアノをお借りして、メンデルスゾーンの五月のそよ風を弾いて町田くんや、町田君のお母さんに拍手をもらった事、町田君のお母さんから、「将来はピアニストね。」と言われたことも言いました。
すると、お父さんは、「良かったね。これからもピアノ頑張っていかないとね。アスミのピアノ、お父さんも好きだな。」と言われました。
この時のお父さんは、ニコニコしていました。私はお父さんのニコニコ顔が好きです。
そう思うと、私もうれしくなって一緒に笑っていました。
私は、今日、いろんなことを勉強しました。とっても楽しいこともたくさんあったので、良かったね。と思いました。