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ええ場所なんやなと思う又吉さん。パラレルファクター

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nezuzyouzi.hatenablog.com

 

僕は、かなで山の町の中を散歩していた、僕は散歩で、ある小さな建物の前を通った、

今日のかなで山は快晴で、僕は空を見て、「うわ、ええ天気やな。」と思った。

 

僕は、空を見るのが好きだ。空はどこまでも続いているから。青空を見ていると自分の悩みなんて、小さなもの思えるから不思議だ。

 

僕が空を見ていると、僕の耳にピアノの音が聞こえてきた。ひょっこりひょうたん島の歌だ。

 

僕はその音を聞いて「なんやろ。」と思った。そう思った僕はその音がどこから聞こえてくるのか探した。

どうやら、僕の耳に届いたピアノの音は、この建物から聞こえてくるようだ。僕は、その建物を見た。建物の入り口には、街のラウンジ、かなで山と書いてあった。

 

僕は、それを見て、「ラウンジか。ええな。ちょっとはいってみようかな。と思った。

僕は、この建物の看板を見たとき、ラウンジという響きが気に入った。カフェでも、公民館でもなく、ラウンジ。僕は、ラウンジという言葉を頭の中で響かせながら、ラウンジという言葉のイメージを膨らませた。

ラウンジは誰でも入ることのできる、街のみんなの社交場のような気がした。誰でも分け隔てなく入ることのできるようなそんな場所だと思った。

 

そう思うと、不意に、「ラウンジて、昔の書生さんみたいやな。」という言葉が僕の口から出ていた。

僕はそういいながら、ピアノの音がする、ラウンジへ入っていった、入っていった、この場合は誘われていった。という方がよいかもしれない。

僕が、ラウンジへ入ると、女性がグランドピアノを弾いていた。その女性は、ニコニコと笑っていた。それに合わせて、町田さんと大きな、山みたいなゴリラと、テレビで有名な評論家さんが踊っていた。

町田さんが僕の方を目見て目を丸くしている、僕はそれを見て、町田さん、突然、僕が来たから、驚いてるんやな。と思って、右手をあげて、挨拶した。

 

僕があいさつすると、町田さんもにこっと笑って、右手を挙げてあいさつした。

町田さんが僕に挨拶すると、ピアノを弾いている女性は僕の方を見て、にこっと笑った。その笑顔はとてもかわいい笑顔だった。

ゴリラは、なぜか、ピアノの音楽に合わせて、盆踊りを踊っていた。それを見て僕は、何で盆踊りやねん。どこで、習ったんや。」と思った。

僕も、その中に加わった。僕が音楽に合わせて、歌ったり、踊ったりした、僕はほかの人たちに合わせながら、歌を歌ったり、踊ったりした。

 

踊りを踊ったり、歌ったりするととても気持ちがよかった。そして、歌を歌ったり、踊ったりすんのって、気持ちええなあと思った。

 

それから、今、僕と踊っている山みたいなゴリラは、キングコングやと思った。

そう思うと、キングコングって、ほんまに、おったんやなという声が口から自然と出ていた。

 

僕とゴリラと町田さんと評論家さんは、優しいピアノの曲に包まれていた、僕は、いつまでも、ここにおりたいと思った。

その優しい音に包まれた空間の中でその女性は、楽しそうに、グランドピアノを弾きながら、ふふっと笑っていた。

そんな彼女を見て、僕は、ここは誰でも分け隔てなく入る事の出来る。ええ場所なんやな。

と思った。