「君たちは、キヨシ君のお友達かい?学校、楽しい?」
笑いながら、ジョーとアンドレに聞く。
ジョーは、「まぁ・・たのしいですね。」とつぶやく
アンドレは「僕、学校、楽しいですよ。」と優しい声で答える。
「そう、ならばよかったな、この仕事は、大変だけど、身たちの話を聞いていると、やっていて、良かったと思うよ。さぁ、僕は、仕事があるから」
彼は、ニューヨークに手錠をかけ終えてそういうと、逮捕したニューヨークを自分の背中に乗せた。
その時、声がした。
「ふふ、ジョージよ、世界には、時代に不釣り合いな法があるという事を知っているか?」
誰かが言った。ジョーやアンドレの耳には聞き取れなかったが、ジョージの耳には、しっかりと聞こえた。
その声を聴いて、ニューヨークは目を覚ました。ニューヨークは、その声が自分の耳に入ってきたとき、とても、安心した。あのお方が来てくれたのだ、我々の
心のよりどころが来てくれたと思った。
ジョージは、その声に対して、「君は、誰だ。私は、ジョージ・リーだ。」
そのジョージの声は、とても勇ましかった。
しかし、その勇ましい声に答えるそれは、悪魔の声をしていた、
「ふふ、君には、ここで、死んでもらおう。君は、多くの人のため、身を粉にして働いてきた、それは、とても尊いことだ、しかし、それも今日までだ。君は、今日、生きて基地には帰れない、私の仲間が、君を倒すからだ。」
謎の声が、そういうと、女性が現れた、その女性は、可愛い女性だった。
ジョージは、その女性を見て、「可愛い女の子だ、君、女優の長澤まさみに似ているって言われない?」と冗談を言った。
女性は、ニコッと笑って、「よく、言われますね。あなたには、死んで、もらいます。、世の中には、時代に不釣り合いなものがあって、あなたもそのひとつそうだからです。」
「私の名は、マミ、」
「私の名はジョージ。中国系だ。」
ジョーは腰をぬかした。突然、恐ろしい、はっきりとは聞こえなかったが、とても強い音が声が聞こえたかと思えば、長澤まさみが出てきたからだ。彼は、何がどうなっているんだと思った。
アンドレは、腰を抜かしているジョーを横目に見ながら、少し、わくわくしてみていた。
ニューヨークは、「あのお方もこの町に来たようだ。おい、マミ、俺を解放しろ。あのお方の声が聞こえた。あのお方がいらっしゃるのだ。この町に、いらっしゃるのだ。」と、手錠をかけられても、動いていた。それを見て、ジョージは拘束して、置くべきだったなと思った。ジョージがそう、思っていると、マミが、攻撃をしかけてきた。
マミは、炎を拳に宿したパンチをジョージにとびかかりながらした。
ジョージは、そのパンチをかわした。
「ふふ、長澤まさみのパンチをかわすなんて事、生きていてあるんだな。」
ジョージは、笑いながらそう言った。
それを見て、マミは、「笑うな。」と叫び、足からビームを出した。
戦いがはじまった。
それをアンドレとジョーが見ていた。
ジョーは戦いの様子を見て、こいつら、人間か?と思っていた。
ジョージは、「いいビームだ。ならば、僕も、本気を出そう。」と言って、マミにキックをした。ジョージのキックには、誰もかなわない。その威力は当たれば、ゴリラもノックアウトだ。マミにもそれは、当たった、いつもならば、必ずジョージのキックは敵に当たるはずであった、武術の達人である彼にとって、自分で出した技が外れるという事は、ない事であった。
マミは、そのジョージの美しいキックを自分の目でとらえ、「瞬間移動だ…。」とつぶやいた。
すると、彼女は、たちまち、ジョージの後ろに移動し、マミは、ジョージのグレーのスーツを着た、広い背中に、かかと落しをした。ジョージの背中に、炎をまとった、彼女のハイヒールが、落とされる。その時、彼女のハイヒールは、燃えていた。美しく燃えていた。彼女のハイヒールは、真紅に燃えていた。