ブログもの真似主 nezuzyouziのブログ

ブログものまね主 ねずじょうじです。よろしくお願いします

なのは 何を思う。暗闇のスピカ 麒麟が来る、イメージ。

なのは 何を思う。暗闇のスピカ 麒麟が来る、イメージ

室町幕府はちゃくちゃくと復権に向けて準備を進める。

光秀は忠をはたすために信長に依頼をする。しかし、信長はこの件に一枚あると踏む。

三好派の三家臣は、将軍退位作戦に踏み出す。何、あのような族、蹴散らしてしまえ、分が悪くなればそのまま将軍殿には退位いただく、そしてその交渉がうまくいかなかった場合は、断行だ。わかるな。ぶは我々にある。信長はくびを縦に振るのか。降らぬのか。魔法は何でも叶える。しかし、大きな力には大きな責任が伴う。ヒーローを呼ぶにはヒーローを呼び資格がいるようだ。なのはは暁に何を思う。なのは。暁に祈れ。

終わりのない夜を超えて、旅は続く。この胸の中で。

なのはのリボン 威厳の髭

なのはのリボン 威厳の髭

濃姫尾張を平定し、地名を岐阜に変えたのだから、髭をつけよ。と言ってきた。わしは何、ひげなど、いらぬというに濃姫はなりませぬ。とマムシ殿のような口をきく。その方がよく進むのか。力が向いてくるのか。力と言うは面白い、望めばいかようにでも手に入る。力は作るの。力とはえるものぞ。似合うか。似合わぬかは分からぬが髭か、良いものだ。まあ、これで、うつけとは言われぬであろうな、

 わーい。リボン。きれい。赤いリボン。とっても可愛いリボンだな。白い服によく合うよ。凄いな。これで、自分が今どこにいるのかわかるね。だって、これみたら、思い出すから。みんなの事。これ見たら勇気が出るよ。きっと、どこまでも、高く飛べるんだ。私には帰る所がある。待ってくれている人がいる。ありがと。

 なのはは喜んだ。ニコニコーンとしていた。

別の場所に変わると信長はにやっと、笑って酒を飲んだ。ふっ。と笑った。

月がレモン色に光っていた。おやすみ。お月様。となのははつぶやいた。

 

麒麟が来る。楽しみです。足利氏との戦い。前の将軍の護衛戦。三好氏との対立。面白いです。
 
 

麒麟が来る。なのはと秋の風。麒麟が来る。

魔法使いを呼ぶ条件。麒麟が来る。なのはと秋の風。麒麟が来る。

将軍から暗殺を企てているものを調べてほしい。と言われた光秀。京には自分の味方はいない。三好氏は手強い。自分の自由を聞かなくしてくる。三好を払いたい。越前で悶々としている光秀。お前の事は信頼しているぞ。と語る将軍。はて、その信頼とは良い信頼か。わらおもつかもうとしているだけではないか。光秀は思った。しかし、これを口実にして、越前を飛び出し、夢への足掛かりとしたい光秀。誰かつてはおらぬか。能を見ているときに将軍様に言われた。私を守ってほしいと。そう言われたとき、胸がすいた、これで大義名分を得たのだ。夢に近づけるのだ。信頼には信頼で返すのが武士だ。光秀は思う。しかし、そんな美しい者だろうか。「私につてがあります。尾張の武将、織田信長でございます。」そう言った。武士らしく奥ゆかしく言った。誠意を持った男として忠を尽くした。

一方、こまは、京の町で薬を作っていた。痛みや傷が治る薬だ。体のこりにも聞く。良い薬だ。まちのおじいさまから頂いた。この薬をたくさん作り困っている人に配ろう。届けよう。優しい思いは優しいものを連れてくる。きっと、麒麟が来る。この薬を配れば。しかし、師匠はいう、薬とはむやみに配るものではないとたくさん作って配れば、我先に我先にと人はいい、良き物も悪しきものとなる。刀で救われるものもあれば、綿で傷つくものもある。師匠はいう。

駒は思った。師匠は何もわかっていないと思った。目の前で苦しんでいる人を少しでも減らし、麒麟が来る世を信じたいと思った。

光秀は思った馬で揺られながら思った。道すがら思った。これで、将軍様もお慶びになるだろう。と思った。

 信長は言う、「お前、いいのか。なのはちゃんはかわいいぞ。助けてくれるだろう。あのオレンジの髪を払い、白く柔らかいかわいいリボンの輝くバリアジャケットを振り回し、良いにおいをさせながら、駆けつけるだろう。全力全開で、かわいい声をさせながら。「うん。いくよ。」と、でも、いいのか。それで、声をかけても、かわいい演技もあれば冷たい演技もあるぞ。その声はかわいい声がどこまでも、響くようにどこまでも響くぞ。伝い演技もしなければならぬぞ。その中で戻れなくなるぞ。何、安心しろ。手は抜かぬよ。手は抜かぬからよくきくのだぞ。よく注意をするのだ。かわいく、優しく元気も良い。なのははな。しかし、中をしなければならん。わしはそういうのだ。十兵衛、信長は冷たい声で言った。しかし、その声は優しくかわいかった。しかし、その声は冷たく、重く重厚で深い暗闇から語り掛けるような声であった。光秀の額に汗が流れる。それをなのはは、優しく見た。いい笑顔だった。包んであげたくなるような優しい笑顔だった。しかし、包まれているのは自分のような気がして光秀は怖くなった。

 滅びの呪文をとなえろ。そう言われているような気がした。彼女はうん。どうしたのかなと、こちらを覗くばかりだ。秋の風が頬をかすめた。なのはは笑った。大丈夫だよ。さぁ。といった。光秀の額から汗が流れた。唇が震える。何を悩む、りりかるなのははもうそこだぞ。なのはちゃんがいるぞ。と言い聞かせた。秋の風が光秀の頬を冷ました。

 

半沢直樹 思い出なんかいらない。

今週のお題「読書感想文」

今回の半沢直樹、特に帝国航空編は過去とのしがらみ、言ってしまえば思い出との決別をテーマにしていると思います。この話では、半沢直樹が宿敵の大和田常務と手を組み、政治家たちと戦います。戦うといってもその企業にとって最良の方策を練るのですから、純粋な戦いとは違うかもしれません。しかし、その中に仲間の裏切りや同じ銀行内の人の積年の恨みなどが引き金となった事件などが書かれます。しかし、このドラマは問いかけます。恨みや妬みや嫉みは結構だが安心・安全・誠実、航空と言う命を運ぶ大切なサービスを担うということはどんなことか。戦後から続く、安心安全を守るという事はどんなに大変か、どんなに大切かという事も書かれます。半沢直樹もただ、暴れる、倍返しをするだけではなくて、皆の思いを届けるためにまい進します。少し、前よりおっさんになった半沢直樹が熱い世界の事はあまり蚊帳の外だった彼が、自分は違っても、皆のために熱くなる。力を使う。使うようになったところに彼の成長を感じます。そして、それは頭取の過去の思い出へと繋がります。あの頃はよかったな。あの頃の仲間が罪がと言いますが。今を生きる社員、今を生きようとする会社はどうなっていくのでしょうか。半沢直樹も悲しい過去の話を聞くのでしょう。しかし、彼はしんみりとはしますが、感動はしないのではないでしょうか。思い出は良いものです。力が出る楽しい思い出や甘酸っぱい思い出もあります。しかし、それは一歩間違えば悪いものを呼びます。忖度や大きな癒着など、本人たちがよしとする秘密です。それは、必要な時もあります。俺は仲間を殺した。あの子は有望だった。だから、その罪を私は墓までもっていく。悲しげなBGMに過去のその子との思い出、夕日がきれいかもしれない。しかし、今を生きる社員たちは、お墓に手を合わせて祈っても、それは祈りと言えるのか。自分たちでそうやって生きる。しかし、それが大きな弊害を生むとすれば、それを命題として目標としてしまったら、今を生きる人はどうしていいかわからなくなる。大事なものも見失う。それを前にしたとき、半沢直樹は、大和田常務はどうするのか、半沢と大和田も過去のわだかまりを越えて、今を進んでいます。人間は今を生きる事しかできません。どんなにか輝かしい功績があろうと、ドラマがあろうと今を生きる事しかできないのです。それを今回の半沢直樹は教えてくれます。過去と向き合って生きる人も必要です。その人たちと半沢がぶつかる。少し、冷血な彼がその人たちとぶつかるのです。思い出なんかいらない。しかし、令和は令和だけではない。昭和、平成、令和とれんれんと繋がってきた。半沢直樹も第一シリーズ、第二シリーズとあった。過去の成功もあった。しかし、前にしか進めない。思い出は優しい。いつでも美しく、懐かしい。けれども前にしか進めない。ならば、思い出なんかいらない。俺たちは前に進むんだ。飛行機のように大きく離陸したいんだ。けれど、過去を思う時、明日よりも高く飛べる。過去の戦友を弔い、未来へ進む。それができるのか。それをこのドラマは問いかけている。と思います。

 

 これが愛じゃなければ、何と呼ぶのか、僕は知らなかった。

叫べよ。花の名前をただ一つだけ。張り裂けるくらいに。

正しき人、アフレコスタジオの外の現実。

 

麒麟が来るを見ました。こまっている足利将軍を救うために織田信長が京都へ上るそうです。

これは上洛といって大変戦国時代の社会上で重要なものだそうです。本郷奏多さんもでていました。本郷さんは関白役で登場しました。この時代は礼儀を重んじる時代です。それにあって、本郷奏多さん演じる関白はまだ、若さが抜けていない青臭さをもったキャラクターとして書かれていると思います。

なんとなく、スマホが好きそうな若い新しい関白、貴族です。少し。若者向けの漫画、ヤング雑誌の漫画が好きそうな少し、擦れた男、向田邦子先生の阿修羅が如くシリーズにでてくる陣内さんのようなすれているけど、ギラギラしている。漫画が好きそうな信長とは違う。ヒロイックよりアウトローが好きそうな元気なルフィより進撃の巨人が好きそうなそんな青年です。しかし、たばこが似合うような男ではなくて、いろは太夫さんに押し目を変えてもらっていた思い出を懐かしそうに語り、大夫さんだけは周りの公家や公卿とは違うといいたげな思い出を持っている人だと思います。

 足利氏、足利義昭、以前がこんなに面白いとは思いませんでした。室町時代の末期は戦国武将の台頭や農民や商人などをだんだんと抑えられなくなっていった時代でもあったのだなと思いました。守護大名が名ばかりになって人心を引き付ける事ができない。明日がどうなるかわからない、そんな世界に本郷奏多さん。僕はあのギラギラした目が好きです。そういう人もいていいし、いなければならないと思いました。以前、ドストエフスキー罪と罰を読みましたがその主人公、ラスコーリニコフのようです。彼は、貧しい学生で自分の正義に自信をもっています。その正義をもって彼はある老婆を殺します。正義を唱えて、人を殺めたはずなのに彼はそれを物語が進むごとに信じられなくなっていく。物語の中で出会ったある女性を美化し、自首しようとします。その一方で、田舎から来た年老いた母と妹の前では良き息子、良き妹であろうとします。休日のある日にはアパートで友と遊び、良き友達、良き親友であろうとします。最初に戻りますが本郷さん演じる関白も良き人間、このようの中にあって、我こそが良き人間だ。と言いたい、そんな自信があるそんな目をしていると思います。それなのにイロハ太夫さんは別なのだそうです。ラスコーリニコフもこの物語に来たようです。ラスコリーニコフの時代は、民と政治の距離がとても近く、人々の力が団結しやすかったそうです。

戦国時代にもよく似ています。実は戦国時代の主役は武将ではなく農民や商人であった。その力をいかに裁き、力をコントロールしていくか。その力のバランスがよく似ています。そこに織田信長、件のリリカルなのはちゃんがくる。高町なのはちゃんが来るという事、面白くなってきました。今後が楽しみです。また、家康や今後、場面が増えるであろう、秀吉がどうかかわっていくのか興味深いです。

麒麟が来る。 俺はこの時代のなのはちゃん。

今週のお題「読書感想文」

 

明日は、麒麟が来る。新シリーズの日です。

声優伝説は、次のベクトルへ。

何が起きてもどこか、漫画を読んでいるアニメを見ている雰囲気の織田信長。自分の進む道を見つけた進路を決めた明智光秀。そして、織田信長のマネージャーとして、妻として、支え、己の夢をプロジェクトを完結させることを決めた濃姫。若者三人の夢は次のベクトルへ移動します。しかし、若者の夢だけを新時代の息吹を書くだけがドラマではありません。新時代の夢を描くには現在を書かねばなりません。朝廷や関白、公卿など、当時の政治を書かねばなりません。しかし、そこにも、若者がいるようで。今回の大河ドラマは歴史と文化をえがくだけではなく、そこにいきる人々、特に若者について書かれています。そこにいきる人々を書くといいますが、織田信長だけは違っていて現実の戦や他の武将とやり取りをしていても、漫画やアニメを楽しむかのように自分の悲しみや怒りさえもファンの声優を通してみるような俯瞰した、遠巻きに見る男として書かれます。

「ああ、俺はとのさまになったか。よかったな。こっちはどうだ。この気持ちはゆかりんなら、どうやる。こう。冷たい声でやるのか、音ははなす。ためる。セリフに波を付ける。色は?少しでも、心に残るようにやろう。ゆかりんのように。悲しい場面は海のように青く深い青さでかわいい場面は、声に桜を咲かせ、少し、バニラの香りに。明るい場面も暗い場面も声を自分の心をもって。深い青と輝く、ももいろをもって、そうすればきっと、響く。日の本中に、そうすればおのずと役も付いてくる。自分と役、到達点が一致して目標が見えてくる。それがアフレコだ。信長は思った。ゆかりんに一歩でも近づこうと、思ったのである。しかし、今現在、彼女は生まれない。この世界にいないのだ。この道何十年のプロの声優といえど、まだいない。しかし、並び立ちたいのだ。今いるのはこの大鎧をきた信長という男、そうであれば答えは決まっている。俺はこの世界を生きる。生きて、ゆかりんの時代まで伝える。芸歴何十年の声優に先に俺がなる。俺が現場を回って、名作を作って、名声優になれば、何千年後に彼女が俺の役をやってくれるかもしれない。

織田信長役  田村ゆかりとテロップが黒字に白く表示されるかもしれない。そうなったら、俺は嬉しい。その日が来るまで、俺は目の前のことを行うよ。丁寧に。そうと決まれば目の前の田村ゆかりに集中だ。俺は織田信長、この世界の高町なのは。いずれ、ゆかりんが役をする大人物。だから、その前に自分の現場だ。自分のマイクだ。俺はこの世界のなのはちゃん、さすれば、いこうどこまでも。目の前の作品と向き合って。

俺はそう思った。

 麒麟がくる。楽しみです。